サンドラッグ 決算/3月期増収増益、インバウンド・食品が好調
2025年05月15日 16:04 / 決算
サンドラッグが5月15日に発表した2025年3月期決算によると、売上高8018億1100万円(前期比6.7%増)、営業利益444億9600万円(8.5%増)、経常利益438億3500万円(5.0%増)、親会社に帰属する当期利益307億5000万円(5.6%増)となった。
ドラッグストア事業の売上高は5173億3300万円(5.3%増)、営業利益は266億4500万円(3.6%増)。
中間期まで海外景気の影響を受けた、サマー化粧品を中心とした卸売りの減少影響があった。
一方、インバウンド需要の回復が緩やかに継続していることもあり、売上高が前期を上回っている。
63店舗を新規出店し、84店舗を改装した。
ディスカウントストア事業の売上高は3422億6700万円(9.1%増)、営業利益は178億5000万円(16.8%増)。
年間を通して季節品が堅調。米を中心とした食料品の市場価格が上昇していることにより、食品部門が好調に推移した。
27店舗を新規出店し、14店舗を改装した。
グループ全体で、90店舗を新規出店し98店舗で改装。21店舗を閉店した。
3月末のグループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1124店舗(直営店861店舗、星光堂薬局85店舗、サンドラッグプラス76店舗、大屋64店舗、フランチャイズなど38店舗)、ディスカウントストア事業418店舗(ダイレックス418店舗)の合計1542店舗となった。
次期は、売上高8500億円(6.0%増)、営業利益473億円(6.3%増)、経常利益460億円(4.9%増)、親会社に帰属する当期利益317億円(3.1%増)を見込んでいる。
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