ライフ/3~8月増収増益、新規出店・ネットスーパー好調

2025年10月07日 12:00 / 決算

ライフコーポレーションが10月7日に発表した2026年2月期第2四半期(中間期)決算によると、営業収益4401億1400万円(前年同期比4.3%増)、営業利益133億300万円(8.8%増)、経常利益138億5800万円(9.1%増)、親会社に帰属する当期利益93億2700万円(4.6%増)となった。
ライフ
売り上げ面は、新規出店、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL」などプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策を実施し、増収となった。

利益面では、新規出店に伴う賃借料、非現金決済に関する手数料、システム関連費用といった各種物件費の増加に加え、人への投資に伴い人件費も増加したが、カイゼン活動による生産性の向上、物件費最適化の取り組みを推進し、増益を確保した。

なお、ネットスーパー事業の出荷型大型センター取得に伴う特別損失12億3700万円、政策保有株式の売却などに伴う特別利益7億8600万円を計上している。

新規店舗は、3月にminanoba相模原店(神奈川県)、ビオラルうめきた店(大阪府)、ビオラル新宿京王百貨店(東京都)、ビオラルさんちか店(兵庫県)を出店し、2店舗を閉店した。

既存店舗では、寝屋川店(大阪府)、大谷田店(東京都)、前野町店(東京都)において、冷凍食品コーナー拡大や手作りパン・総菜・ペット用品を拡充するなど、地域ニーズを意識した改装を行った。

また、市場拡大の続くネットスーパー事業の拡充を図るため、大型センター・設備を取得し、2027年秋に新規センター出荷型ネットスーパー事業の運営を開始する予定だ。

店舗型ネットスーパー事業で事業規模拡大の制約要因となっていた拠点スペース不足や人員不足を解消。出店できていないエリアへの展開を可能にし、既存のネットスーパーとは異なる品ぞろえやサービスを構築し、新たなニーズの取り込みを目指す。

通期は、営業収益8850億円(4.1%増)、営業利益257億円(1.7%増)、経常利益265億円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益180億円(0.3%増)を見込んでいる。

ライフ 決算/3~5月増収増益、新規出店・PB強化が奏功

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

株式会社ライフコーポレーションに関する最新ニュース

一覧

決算 最新記事

一覧

スーパーマーケットに関する最新ニュース

一覧

ライフに関する最新ニュース

一覧

増収増益に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧