セブンイレブン/改装時の在庫商品をフードバンクに寄付
2017年08月23日 15:26 / 経営
セブン-イレブン・ジャパン、セブン・カードサービスは8月から、セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)が行うフードバンク活動に賛同し、支援を開始した。
セブン-イレブン店舗での改装時などに発生する在庫商品の一部を2HJへ提供し、2HJの活動に役立てるもの。
食料品については2HJを通して、生活困窮者へと提供される。雑貨商品は、今回、初めて2HJからボランティア、スタッフ、支援先などへ販売される。
売上金は、2HJの社会貢献活動の運営資金として活用される。
なお、雑貨商品のボランティアなどへの販売時に使用する電子マネー端末の設置費用は、セブン・カードサービスが負担する。
今後、ボランティアなど向けにオリジナルのnanacoカードを作成し、配布する予定だ。
2HJは、日本で初めてフードバンク活動を始めたNPO法人。
フードバンク活動とは、食品衛生上の問題はないが、包装の破損や賞味期限が迫っている、季節商品である、などの理由から食品企業や量販店、輸入業者、卸業者、農家などが市場に流通できない食品を、食料を必要としている福祉施設や貧困者に配布する活動。
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