ツルハHD/6~2月、売上高は増収、営業利益は増収
2019年03月20日 14:00 / 決算
ツルハホールディングスが3月18日に発表した2019年5月期第3四半期によると、売上高5865億4800万円(前年同期比20.2%増)、営業利益315億7800万円(1.0%増)、経常利益326億5700万円(0.7%増)、親会社に帰属する当期利益194億4800万円(2.3%減)となった。
グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、戦略的な営業施策を実施した。
お客のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進した。
プライベートブランドでは、商品ラインアップの整理による効率向上を図るとともに、新たなブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」を立ち上げ、商品開発・販売体制の強化を図り、グループ各社を通じたプライベートブランド商品戦略のさらなる推進に努めた。
店舗展開では、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より103店の新規出店と44店の閉店を実施した。
2018年5月22日付で、ビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことにより、同社の子会社であるビー・アンド・ディーが運営する愛知県内のドラッグストアと調剤薬局65店が自社グループに加わり、期末店舗数は直営店で2055店となった。
通期は、売上高7716億円(14.6%増)、営業利益418億円(3.9%増)、経常利益431億9000万円(3.8%増)、親会社に帰属する当期利益253億8000万円(2.3%増)を見込んでいる。
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