マックスバリュ東海 決算/3~11月増収増益、既存店売上高2%増

2025年01月10日 16:22 / 決算

マックスバリュ東海が1月10日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、営業収益2801億5300万円(前年同期比2.9%増)、営業利益88億9400万円(2.0%増)、経常利益88億9800万円(2.4%増)、親会社に帰属する当期利益57億4100万円(5.4%増)となった。

マックスバリュ東海

全店売上高は前年同期比3.2%増、既存店売上高2.0%増。

営業面は、時間帯に応じた品ぞろえや鮮度・出来たて商品の訴求といった基本の徹底に注力。デリカ商品を拡充し、冷凍食品の品ぞろえ拡大に向け、41店舗で冷凍ケースを入れ替えた。

商品面は、地元で親しまれている「じもの」商品に関し、「じもの商品大商談会」をリアルとオンラインで同時開催。多くの店舗従業員が自店の展開商品を選定する楽しさを実感するとともに、さらなる品ぞろえの拡大につなげた。

「あなたが選ぶ!じものスター誕生」企画を実施、店頭での展開に加え新たにネットショップを活用し、商品の取り扱いを広げている。

また、電子棚札を183店舗で導入した。キャッシュレスセルフレジ導入完了に続き、現金セルフレジを49店舗に導入、増設した。

店舗面では、上半期の2店舗開業に加え、9月にマックスバリュエクスプレス清水町徳倉店(静岡県駿東郡清水町)、11月にマックスバリュエクスプレス伊東荻店(静岡県伊東市)、マックスバリュ豊橋富士見台店(愛知県豊橋市)を新規開設した。既存店舗の競争力を高めるべく計14店舗にて改装を実施。国内事業における店舗数は計244店舗となっている。

さらに、移動スーパーを新規に13台稼働し総計30台へと運行体制を拡充。既存コースの見直しを進めるなど、買い物の不便解消に努めている。

無人店舗「Maxマート」の新規出店を進め、総計89店舗体制へと拡大。「Uber Eats」を利用した商品配達サービスを総計82拠点まで拡大するなど、買い物機会を広げている。

中国事業であるイオンマックスバリュ(広州)商業有限公司は、お値打ち価格を訴求した火曜日の「超級火曜市」、おいしいごちそうメニューを提案する週末の「超級週末」を実施。「10元均一」の実施による買い上げ点数向上施策を基軸とした売り上げと客数の向上に取り組んだ。

通期は、営業収益3770億円(2.8%増)、営業利益137億円(1.6%増)、経常利益136億円(0.6%増)、親会社に帰属する当期利益84億円(1.0%増)を見込んでいる。

マックスバリュ東海 決算/3~8月増収増益、デリカ・冷食など成長カテゴリー強化

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