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7月の訪日外国人客数／前年同月比19.7％増の229万人

2016年08月17日 16:10 ／ 商品店舗海外経営

日本政府観光局（JNTO）は8月17日、7月の訪日外国人客数（推計値）が前年同月比19.7％増の229万7000人なったと発表した。

7月として過去最高となるとともに、単月としても過去最高となった。1月から7月までの累計では、26.7％増の1401万300人。

夏期休暇シーズンとなるなど訪日旅行需要がピークを迎える中、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便に加え、これまでの継続的な訪日旅行プロモーションの効果などが訪日外客数の増加に大きく貢献した。

市場別では、中国と香港が単月として過去最高を記録。加えて、英国、ロシアを除く16 市場が7月として過去最高を記録した。

中国は、4月から3か月連続で50万人超と好調が続いていたが、さらに、7月には、クルーズ船の寄港数の大幅増による押し上げ効果もあり、全ての市場を通じて単月として初めて70万人を超え、26.8％増となる73万1000人を記録した。

熊本地震の影響が懸念された韓国は、韓国における外国旅行需要全般が好調であることに加え、熊本地震で運休していた仁川-福岡線の再開や新規路線の就航、旅行会社等によるセール価格での旅行商品の販売やこれと連動した共同広告の展開など訪日プロモーションの実施が奏功し、30.0％増の44 万7000人となった。

熊本地震の影響は、一部の市場で九州方面の団体旅行の販売が振るわないなど影響は残るものの、好調を取り戻しつつある。

＜訪日外国人客数のシェア比較＞
訪日外国人客数のシェア比較

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