セブン-イレブンは、1927年にアメリカで創業して以来、今年で89周年を迎え、世界の店舗数が6万店を突破した。
<世界初のコンビニエンスストアとなった「サウスランド・アイスカンパニー店舗」>
コンビニエンスストア業界においては最も長い歴史を持つとともに、小売業としても世界最大の店舗数を築いてきた。
セブン-イレブンは、1927年にアメリカ・テキサス州のオーククリフで創業した氷販売店「サウスランド・アイスカンパニー(現7-Eleven,Inc.)」を前身とし、コンビニエンスストア(便利なお店)として新しい業態を築いてきた。
1946年に朝7時から夜11時まで毎日営業するチェーンとして、店名を営業時間にちなんで「セブン-イレブン」と命名し、1971年には多くのセブン-イレブンが24時間営業を開始している。
アメリカ以外にも新しいエリアとして1969年にカナダに進出し、2年後にメキシコで合弁会社を立ち上げ、日本には1974年に進出した。
現在、7-Eleven,Inc.がマスター・フランチャイジー契約を結び進出している国・地域は、他にタイ、台湾、韓国、中国、マレーシア、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、インドネシア、UAEがあり、世界で17の国と地域となっている。
2017年春には18か国目のベトナムで1号店が開店の予定。
昨年はこれらの国々で約4000店を超えるセブン-イレブンが開店した。
店舗拡大は、コンビニエンスストアのグローバルな成長余力を示すもので、今後もブランド強化を図るとともに、出店を積極的に行っていく計画。
7-Eleven,Inc.は、アメリカのコンビニエンスストア業界において最大のチェーン。テキサス州ダラスをベースとして北米で8,300店以上、日本を除く16の国と地域で41,140店のフランチャイジー、エリアライセンシーを抱えている。
2005年にはセブン-イレブン・ジャパンの完全子会社に。2015年の全世界の売上高は、10兆円となっている。
セブン-イレブン・ジャパンの完全子会社となっている7-Eleven,Inc.は日本とハワイを除く各国のセブン-イレブンにエリアライセンス権を付与している。
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