明治/マーガリン刷新、トランス脂肪酸を低減
2018年02月09日 10:45 / 商品
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明治は3月1日、トランス脂肪酸の使用を低減した配合に変更し、家庭用マーガリン類10商品を刷新する。
トランス脂肪酸を過剰に摂取した場合、悪玉コレステロールの増加と善玉コレステロールの減少により、心臓病のリスクを高める可能性が指摘されている。
トランス脂肪酸には2つの由来があり、油脂の加工の過程で生じるものと天然に生じるものがある。
同社は、家庭用マーガリン類において、トランス脂肪酸の低減に継続的に取り組んできたが、今回、油脂の加工の過程で生じるトランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を不使用の配合に変更する。
これは、アメリカ食品医薬品局(FDA)が2018年6月から開始する「部分水素添加油脂」の食品への使用規制に対応するもの。
家庭用マーガリン類10商品のパッケージに「部分水素添加油脂の不使用」・「トランス脂肪酸の低減」を訴求するロゴを付与し、全国でリニューアル発売する。
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