DNP、アートコーヒー/オフィスで導入しやすいフェアトレードコーヒー開発
2016年12月01日 12:10 / 商品
大日本印刷(DNP)とアートコーヒーは、フェアトレードの普及・推進に向けて、企業のオフィスで導入しやすい「国際フェアトレード認証コーヒー(商品名:ドリップバッグ ART 9 インドネシア フェアトレード)」を開発した。
<ドリップバッグ ART 9 インドネシア フェアトレード>
フェアトレードは、開発途上国の原材料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組み。DNP はこれまでフェアトレードの普及・推進に向けた取り組みを行っており、国際フェアトレード認証コーヒーを社内施設に導入するなどの実績を重ねてきた。
今回、これまでの知見とアートコーヒーの商品開発力を生かして、社内消費に最適な商品を開発し、アートコーヒーより12月6日に発売する。
これまでの社内利用などの経験を通じて、フェアトレードコーヒーを企業に導入していくには、コーヒーメーカーなどの既存設備やオフィスの規模によってさまざまなるハードルがあることがわかった。
また、スムーズな管理・運用、適切なコストを実現していく上での課題も明確になってきた。これらの課題に対して今回、商品開発に強みを持つアートコーヒーとともに、企業が社内で導入しやすい商品として、ドリップバッグタイプのコーヒーを開発した。
この新商品は、社内消費用に企業が導入しやすいことに加え、持続可能な社会への貢献につながる機能も備えている。フェアトレード認証を受けたインドネシア産のコーヒー豆を採用し、パッケージには植物由来原料を一部に使うことでCO排出量を削減した「DNP 植物由来包材 バイオマテック」を使用している。
新商品は、12月6日よりアートコーヒーオンラインショップにて販売する。
■アートコーヒーオンラインショップ
http://www.artcoffee.jp/
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