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ポイント還元事業/対象決済金額7兆2000億円、還元額2980億円

2020年06月15日 13:40 / 行政

経済産業省は6月11日、キャッシュレス・ポイント還元事業の2019年10月1日~2020年3月16日までの対象決済金額が約7兆2000億円、還元額は約2980億円となったと発表した。

<キャッシュレス・ポイント還元事業>
キャッシュレス・ポイント還元事業

このうち、5%還元対象の中小・小規模事業者(個店)の還元額は約2560億円(構成比約86%)、2%還元対象のフランチャイズチェーン(コンビニ以外)の還元額は約100億円(約3%)、コンビニの還元額は約310億円(約11%)だった。

各決済手段の決済金額の内訳は、クレジットカード約4兆6000億円(約64%)、QRコード5000億円(約7%)、その他電子マネーなど約2兆1000億円(約29%)となった。

決済回数の内訳は、クレジットカード約9億9000回(約29%)、QRコード約5億4000回(約16%)、その他電子マネーなど約18億7000回(約55%)。

決済単価は、クレジットカード約4600円、QRコード約900円、その他電子マネーなど約1100円。

6月11日時点の加盟店登録数は、約115万店で、最終的な登録加盟店舗数が確定した。このうち、5%還元対象の中小・小規模事業者(個店)の登録数が約105万店(約91%)、2%還元対象のフランチャイズチェーン(コンビニ以外)の登録数が約5万2000店(約5%)、コンビニの登録数が約5万5000店(約5%)。

決済金額別の決済回数の割合は、500円未満約12億6000回(約37%)、500円~1000円未満約8億2000回(約24%)、1000円~3000円未満約8億2000回(約24%)、3000円~5000円未満約2億3000回(約7%)、5000円以上約2億7000回(約8%)だった。

事業は、6月30日をもって終了する。登録加盟店は、ポスターやステッカーなどの店頭用広報ツールについて、事業の終了にあわせて、自治体が指定する方法にしたがって廃棄をして欲しいという。

■キャッシュレス・ポイント還元事業
https://cashless.go.jp/

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