経産省/価格交渉の回答状況、エディオン・タマホームが最低ランク
2024年08月02日 15:47 / 行政
経済産業省は8月2日、価格交渉促進月間(2024年3月)フォローアップ調査で、10社以上の回答者(受注側中小企業)から、「主要な取引先」として挙げられた発注側企業290社の価格交渉・価格転嫁の回答状況を発表した。
受注側中小企業からの回答を点数化し、発注側企業ごとにその平均値(=(各受注側企業からの回答を点数化したものの総和)/(回答企業数))を算出した上で、平均値に従い、ア(7点以上)、イ(7点未満4点以上)、ウ(4点未満0点以上)、エ(0点未満)の4区分に分類・整理した。
価格交渉の回答状況において、最低ランクのエには、エディオン(回答企業数11)、タマホーム(同13)、一条工務店(同26)が挙げられた。
経産省は、この「企業リスト」の公表を通じて、発注側企業において、より一層の自発的な取引慣行の改善がなされることを目的としているという。
アンケート調査期間は2024年4月18日から5月31日、配布先の企業数30万社、回答企業数4万6461社(回答から抽出される発注側企業数は延べ6万7390社)だった。
■価格交渉促進月間フォローアップ調査結果(企業リスト、8月2日更新)
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/follow-up/dl/202403/result_02.pdf
■経産省の関連記事
経産省/デジタルプラットフォームの透明性についてアマゾン、アップルに勧告
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。