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吉野家HD/間借り専門メディア「シェアレストランマガジン」

2020年06月25日 11:40 / IT・システム

吉野家ホールディングスは6月25日、間借り専門メディア「シェアレストランマガジン」を開設する。

<シェアレストランマガジン>
シェアレストランマガジン

「シェアレストランマガジン」は実際に飲食店を「間借り」すなわち、バーの昼間など空いている時間を利用して開業した先輩たちの体験談を集めた「間借り」開業のリアルがわかる業界初の間借り専門メディア。

これから飲食店を間借りで始めたい開業希望者は、シェアレストランマガジンで、自分の開業イメージに近い業態や実際に開業した先輩のリアルな成功体験、失敗体験を共有することができ、開業までのプロセスのポイントや苦労する点など、具体的なイメージを膨らませることができる。

飲食店オーナーは、飲食業を志す仲間の実態を確認することで、「間借り」ビジネスの魅力を感じることができる。サービスは、飲食店を通じ「新しい仲間の募集に取り組みたいオーナーと、低リスクで飲食店を開業したい利用者」をより深く情報共有するプラットフォームを目指す。

開業希望者は誰もが無料で間借り開業の実体験に触れる事が可能となる。飲食店オーナーは無料で開業希望者の実態を確認でき、サイト内のページから開業希望者の逆指名もできる。「シェアレストラン」との連携により、開業のプロが開業を手厚くサポートする。出店候補(立地・客層)やオペレーション、保険対応など、プロがサポートするという。

昨今の経営環境の悪化もあり、ますます社会問題化されている飲食店の開業・廃業問題だが、これまで飲食店の開業を専門とした間借りのマッチングサービスはなかった。

サービスは開業希望者と飲食店オーナーが飲食店を通じてつながり、支えあうことで、「誰もが気軽に飲食店を開業できる世界」「何度でも挑戦出来る世界」の実現を目指し、フード系サービスではこれまでにないビジネスモデルを展開する。

年 3 月 31 日より本格スタートしたマッチングサイト「シェアレストラン」と相互補完を進める事で、開業者と飲食店双方の深いつながりを築き、成功事例や失敗事例を共有する事で店舗の環境改善支援が可能となった。飲食業を志す「新しい仲間」と「新しい開業モデル」の創出を図り、外食産業の更なる発展の一助となることを企図している。

吉野家HDは、サービスの事業化を進めており、一定の規模に達した段階で、事業に特化する子会社を設立し、機動的に事業拡大を進める予定だ。

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