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おぼんdeごはんなど120店舗/Googleビジネスプロフィール運用「ライクルGMB」導入

2022年05月19日 14:50 / IT・システム

ソウルドアウトの連結子会社であるSO Technologiesは5月19日、同社が提供するGoogleビジネスプロフィール活用支援サービス「ライクル GMB」をビー・ワイ・オーが導入したと発表した。

<「ライクル GMB」17ブランドで採用>
「ライクル GMB」17ブランドで採用

2021年10月より、ビー・ワイ・オーが展開する「おぼんdeごはん」「だし茶漬け えん」をはじめとした全17ブランド・約120店舗にて、Googleビジネスプロフィール(旧:マイビジネス)上の店舗情報を整備し、顧客の目に留まる情報発信を強化した。

その結果、店舗数の多い「おぼんdeごはん」「だし茶漬け えん」の約60店舗における、Google検索・マップ上の合計検索数が2022年1~3月は前年同期比53%増、同2ブランドにおけるGoogle検索・マップ上の合計反応数(Googleビジネスプロフィール上の店舗情報を経由したWebサイトへのアクセス数、ルートの照会数、通話数の合計)が75%増となった。うち、Webサイトアクセス数66%増、ルート照会数97%増といった成果が得られたという。

Google社が提供するGoogleビジネスプロフィールは、ユーザーがGoogleサービス上で検索した際に「最初に目に入る店舗情報」を管理し、店舗集客を支援するサービス。マップ上のルート検索だけでなくクチコミなどのユーザー評価も閲覧できるため、ユーザーの店舗選定に大きな影響を与えており、多店舗事業者にとってGoogleビジネスプロフィールの管理運用は必要不可欠となっている。

しかし、多店舗事業者では、店舗情報登録、定期的な情報整備に膨大な工数が必要となることから人員を割けず、「登録はしたが更新していない」「たまに営業時間を更新する程度」など、機能を活用できていない状況が見受けられる。

Googleビジネスプロフィールには、SNSのようにオーナーが情報発信できる「投稿機能」、店の商品やメニューを掲載できる「商品機能」といった集客に利用できる便利な機能があるものの、集客ツールとしては活用しきれていないことが課題となっている。

「ライクル GMB」は、Googleビジネスプロフィールへの情報登録、更新、効果改善までを一括支援している。企業が生かしきれていない店舗情報を活用することで、検索したユーザーに対して必要な情報を与えることができる。検索結果画面を充実させることで、店舗集客にも活用可能。SO Technologiesは現在日本国内では、4社のみとなるGoogleビジネスプロフィールのAPI公式パートナーとして、これまで累計4万店舗以上を支援してきた。

<一括投稿機能を活用した情報配信>
一括投稿機能を活用した情報配信

「ライクル GMB」を活用することで、通常一定期間を要するオーナー認証を最短即日で取得可能。一括で営業時間の変更などの店舗情報更新が可能であり、情報改ざんがあった際にも自動で検知し、正しい情報に修正する。同社では、毎月旬の食材を使った限定メニューが出ているものの、店舗単位での情報発信は店頭での看板やPOPでしか発信できていなかった。

現在ビー・ワイ・オーでは、「ライクル GMB」を利用することで、一括投稿機能を活用して期間限定商品の告知などを全店舗で掲載し、顧客に情報を発信している。

■ライクル GMBサービスサイト
https://www.lycle.jp/gmb/

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