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丸井グループ/フェアトレード活用チョコの日本初上陸を支援

2020年10月26日 11:10 / 販促

丸井グループは10月26日、食品・酒類の総合卸売業である国分グループ本社と連携し、チョコレート市場の100%「フェアトレード」「スレイブフリー」(奴隷労働をともなわない製造)をめざすTony’s Chocolonely Nederland B.V.社(本社:オランダ・アムステルダム)の日本進出を支援すると発表した。

<日本初上陸の告知>
日本初上陸の告知

トニーズとは、チョコレート市場の現代奴隷制と搾取を終わらせるために、オランダ人ジャーナリスト Teun van de keuken(英語名Tony)氏が、2005年に設立したチョコレートメーカー。

同社の商品は、カカオ豆をはじめ、原材料はおもにフェアトレード認証を受けたものを使用しており、トニーズのチョコレートの売り上げが増えれば増えるほど、チョコレート市場の労働環境が改善され、雇用も安定し、サステナブルなものになる。

母国オランダでは、No.1の売上を誇るメーカーで、スーパーマーケットや多くの路面店で扱われており、気軽に購入することができる。

社名のChocolonelyは、「choco(チョコ)」と、当初はTony氏一人の取り組みだったことを表す「lonely(孤独な闘い)」をあわせた造語となっている。

トニーズは、日本のチョコレート市場のシェア1%の獲得を長期目標としており、その実現を丸井グループと国分グループが支援する。

発売1年目は、日本国内におけるブランド認知の期間と位置づけ、グループの基幹店である有楽町マルイにおいて、期間限定で、トニーズの世界観を体感できるポップアップショップを開催する。

丸井グループの資本業務提携先であるBASEのプラットフォームを活用した、オンラインでの販売も行う予定だ。

発売2年目以降を目途に、国分グループが主体となって、トニーズの取り組みに共感してもらえる販売店を広く開拓する予定だ。また、両社での連携によるトニーズの世界観を表現したフラッグシップショップの展開も検討する。

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