東京駅/エキナカ商業施設で飲料水のサブスクリプション開始
2020年10月26日 11:20 / 経営
JR東日本グループの鉄道会館は10月30日、丸井グループが推進する環境貢献を目的とした給水サービス「Q-SUI」への店舗参画を実施する。
Q-SUIとは、ウェブサイトの専用ページで加盟店を検索し、好きな店舗でマイボトルに給水ができる月額550円(税込)のサービス。給水スポットとして登録されているカフェなどの店舗で、浄水フィルターを通した水道水やフルーツウォーターなどが給水でき、また、利用によって削減できたペットボトルの本数を見える化できるサービスとなっている。
10月30日に、取組みに賛同する7店舗から開始し、今後、順次拡大する予定だ。
環境問題への関心が高まる中で、プラスチックの削減は企業の責務となってきており、JR東日本は2019年10月に「SDGs達成に向けたJR東日本グループの新たな取組みについて」を発表し、プラスチックの削減を宣言している。
この公約を受けて、鉄道会館は商業施設デベロッパーの立場として、各店舗と共にプラスチックの削減に取組んできた。
今回、丸井グループとの協業の一環として、同社が開発する給水サービスへ参画することによって、喉を潤すためだけにペットボトルを買っているお客に対し、マイボトルの利用促進を目指し、環境貢献の最初の行動を促すきっかけを創造するために「Q-SUI」へ参画することを決定した。
■Q-SUI
https://www.qsui.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。