流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





中央林間東急スクエア/老朽化GMSを行政と連携しSCに一新、目標年商70億円

2018年03月26日 18:12 / 店舗レポート

中央林間駅の最寄では、3月16日に「イオンモール座間」が開業している。2駅先の東急田園都市線「南町田」駅前では、2019年秋の開業を目指し大型商業施設「南町田グランベリーパーク」の開発が進んでいる。

そのため、中央林間東急スクエアの独自のテナントとして、神奈川県初出店のテナントも誘致した。

<VERY VERY>
VERY VERY

2階には、観葉植物・フラワーショップを展開する町田市のグリーン専門店「VERY VERY」を配置した。

観葉植物をメインに取り扱っているグリーン専門店で、ハーバリウム、テラリウムなどを豊富にそろえ、ギフト商品も充実させた。

<ふくいめがねSpot>
ふくいめがねSpot

3階には、メガネ・補聴器の「ふくいめがねSpot」を誘致した。福井・鯖江産眼鏡店として、日本製レンズにこだわった商品を提案する。

隣接するエトモには、アイウェアを手頃な価格で提案する「JINS」が出店しているため、ふくいめがねSpotを誘致することでメガネの選択肢を拡大する。

<PHTOLAB コイデカメラ>
PHTOLAB コイデカメラ

また、中央林間とうきゅうでは、写真プリント専門店であったコイデカメラが、神奈川県初出店となる「PHTOLAB コイデカメラ」として、リニューアルオープンする。

写真プリントの証明写真だけでなく、ギフトにも利用できる写真を利用したフォトブックや缶バッジを作ることができる。

<東急ストア>
東急ストア

一方で、33年間営業してきた「中央林間とうきゅう」の固定客に対応するため、好評だったテナントは引き続き出店をしている。

施設の顔となる1階には、東急ストアを配置し、食品スーパーを運営する。直営総菜売場とテナントを融合したデリカコーナーを配置するほか、セミセルフレジを導入し、会計時の混雑緩和にも対応する。

<3階のキャンドゥ>
3階のキャンドゥ

3階には、中央林間とうきゅうでも好評だった100円ショップの「キャンドゥ」を増床して配置したほか、高齢者にも好評だった「パソコン教室 わかるとできる」、リラクゼーション「ラフィネ」を配置した。

<パソコン教室 わかるとできる>
パソコン教室 わかるとできる

<ラフィネ>
ラフィネ

中央林間とうきゅうの主要顧客は60代から70代が中心だったが、今回のリニューアルにより30代~50代までの駅利用者はファミリー層をターゲット層とした。

<2階には食物販でカルディコーヒーファームを配置>
2階には食物販でカルディコーヒーファームを配置

施設コンセプトは、「毎日にちょうどいい。みんなに、心地いい。」として、日常使いできるを集めたことで、20代~30代までの利用者が多いエトモとの相乗効果を目指した。

<3階にはファストファッションのcocaを誘致>
3階にはファストファッションのcocaを誘致

2階フロアは、10店の全テナントを新規テナントに一新したが、1階の日常の必需品がそろうフロアとして、12店中8店を中央林間とうきゅうから引き継いだ。

3階も13店中6店を中央林間とうきゅうのテナントを引き継ぐことで、旧施設の顧客との親和性を高めている。

<1階タリーズコーヒーも継続出店>
1階タリーズコーヒーも継続出店

施設外観は、中央林間駅前の並木通りなど、穏やかな雰囲気の街並みに溶け込むナチュラルな素材感を生かしたデザインにリニューアルした。

東急電鉄は、2019年には中央林間駅徒歩5分の立地に、857戸の分譲住宅「ドレッセ中央林間」第一期の竣工を予定するなど、今後も、継続的に多世代が住み心地のいい街の活性化に取り組む計画だという。

施設概要
所在地:神奈川県大和市中央林間4-12-1
店舗数:35店舗、大和市公共施設3施設
延床面積:2万2094.91㎡
店舗面積:7748.06㎡(1階2547.60m2、2階3036.23m2、3階2164.23m2)
アクセス:田園都市線中央林間駅から徒歩0分
営業時間:10時~21時
※一部店舗・大和市公共施設の一部は営業時間が異なる
駐車場台数:400台(平面駐車場106台、立体駐車場294台)
※エトモと共用

■中央林間東急スクエア
http://www.chuorinkan-square.com/

<前へ 1 2 3

関連記事

店舗レポート 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧