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ファミリーマート/ドンキ流演出とPB「情熱価格」導入の共同実験店

2018年06月01日 19:00 / 店舗レポート

店内演出は、チェーンを使った吊り下げ陳列など、ドンキ流の売場展開を導入した。

大型珍味など、ドン・キホーテが得意とする商品を、ドンキ流の陳列手法で展開することで、これまでのコンビニにはない、店内環境を作った。

<チェーンを使った吊り下げ陳列>
チェーンを使った吊り下げ陳列

円筒型投げ込み什器も新たに約30台投入し、菓子、カップ麺、水、紙類などを、コンビニではあまり見られないジャンブル陳列で販売する。

<円筒型什器を新採用>
円筒型什器を新採用

店内演出は、ドンキ流の演出を採用するが、店舗オペレーションの負荷を過度に高めないことも意図しており、投げ込み什器を採用することで陳列作業の軽減も狙う。

<レジ前にも円筒型什器を設置>
レジ前にも円筒型什器を設置

ドン・キホーテが得意とする単品拡販をコンビニでも行うため、大型POPをつけたオススメ商品売場も導入した。

<オススメ商品売場>
オススメ商品売場

コンビニの定番ゴンドラ内にスーパーマーケットのような特売エンドを設置する取り組みで、大型POPには価格ではなく、なぜ、その商品をオススメするのかのポイントを記載している。

<商品の訴求ポイントを大型POPで紹介>
商品の訴求ポイントを大型POPで紹介

ファミリマートでは、ドンキ流の店内演出をどの程度、ファミリマートの販促に活用できるのかも検証する方針で、実験店での取り組みが好評であれば、既存店への波及も検討したいという。

<ドンキ流の演出を多用した店内>
ドンキ流の演出を多用した店内

ドン・キホーテでは、各店舗に専任にPOPライターを配置し、手書きPOPでドンキ流の演出を行っているが、少人数で多店舗展開しているコンビニでは、手書きPOPを作ることは難しい。

そのため、ファミリマートの実験店舗では、パソコンを使ってドンキ流のPOPを作れる仕組みを導入した。

<一部では手書きのPOPも活用する>
一部では手書きのPOPも活用する

店内の扉などを活用した大型POPでは、一部、手書きのPOPを採用したが、基本的なPOPはパソコンで作れるという。

<ゴンドラ角を活用して吊り下げ陳列>
ゴンドラ角を活用して吊り下げ陳列

ドンキ流の売場演出では、ゴンドラの角を活用して、商品を吊り下げて、商品の視認率を高める吊り下げ陳列を多用した。

大型商品を中心に、吊り下げ陳列を行うことで、商品で店内のにぎわいを演出した。

<ドン・キホーテ名物の焼き芋も導入>
ドン・キホーテ名物の焼き芋も導入

商品では、ドン・キホーテ名物の焼き芋をレジカウンター前に展開し、ドン・キホーテでの売れ筋商品がコンビニでも売れるのかを検証する。

<情熱価格の大容量ポテトチップス>
情熱価格の大容量ポテトチップス

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