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コンビニ/9月既存店セブン0.2%減、ファミマ1.6%増、ローソン0.7%増

2021年10月11日月次

コンビニエンスストア各社が発表した9月の営業実績によると、既存店売上高の前年同月比は、セブン-イレブン0.2%減、ミニストップ1.1%減となった。一方で、ファミリーマート1.6%増、ローソン0.7%増と明暗が分かれた。

■セブン-イレブン(2021年2月期:チェーン全店売上高4兆8706億円)
既存店売上高は、前年同月比0.2%減、客数4.2%減、客単価4.2%増となった。
チェーン全店売上高0.3%増、店舗数は2万1109店だった。

9月度は、例年と比較し、北日本や東日本を中心に気温が低く推移し、西日本においては気温が高い一方、一部台風による降雨の影響を受けるなど、天候はマイナス要因となった。既存店売上と客数は、観光などの需要を喚起する経済政策による行楽需要があった昨年と比べ、緊急事態宣言による行動自粛が影響したことから、昨年を下回った。客単価については、ワンストップショッピングの傾向が継続していることから、昨年を上回った。

■ファミリーマート(2021年2月期:チェーン全店売上高2兆7643億円)
既存店日商は1.6%増、客数2.5%減、客単価4.1%増。全店売上高1.8%増となった。

店舗数は単体では、出店9店、閉店9店、純増減0店、合計1万5722店だった。エリアフランチャイズは、沖縄328店、南九州387店、JR九州リテール204店、合計919店で、国内合計1万6641店となった。

9月上旬は前年に比べ気温の低い日が多かったが、気温に対応した品ぞろえの強化により、温かい麺やおでん、中華まんなどの温かい商品の売上が好調に推移し、中食全体の既存比は、継続して前年を上回る実績だった。

また、日商に関しては下期も順調なスタートを切っており、タバコ増税前の駆け込み需要による既存比の押し上げ貢献も見られたが、その押し上げ効果を差し引いたとしても日商の既存比は前年を上回る実績となった。

■ローソン(2021年2月期:チェーン全店売上高2兆3497億円)
既存店売上高0.7%増、客数4.4%減、客単価5.3%増。全店売上高3.0%増。
店舗数はグループで、出店40店、閉店19店となり、総店舗数は1万4672店となった。

9月度は、新型コロナウイルスの新規感染者が上旬から下旬にかけて減少傾向となり、第5波は収束に向かった。品ぞろえ強化をしている5つのカテゴリー、生鮮品・冷凍食品・日配食品・常温和洋菓子・酒類は、日常使いの需要取り込みにより、引き続き売上が伸長した。調理麺は、全国各地の人気店が監修したラーメンのシリーズや、食べやすいお手軽サイズの「ちょい麺」シリーズが販売をけん引した。

店内調理サービス「まちかど厨房」は、地域ごとのニーズに合わせたご当地丼弁当や定番商品の「三元豚の厚切りロースカツサンド」などが好調に推移した。デザートは、9月27日に発売した圧倒的なおいしさを追求したスイーツ「生ガトーショコラ」が好調だった。玩具・書籍は、人気アニメ作品「鬼滅の刃」「呪術廻戦」の関連商品が売上に寄与した。なお、たばこは既存店売上高前年比を1%程度押し上げる要因となった。

■ミニストップ(2021年2月期:チェーン全店売上高2909億円)
既存店1店1日当たり平均売上高は1.1%減、客数5.8%減、客単価5.0%増となった。全店売上高は2.1%減だった。
店舗数は、出店1店、閉店4店で、期末店舗数は1970店となった。

9月は、秋雨前線の停滞による上旬の気温低下や、緊急事態宣言などの影響を受け、来店客数の減少が見られた。新サービスとして、WAON POINTをお得に利用できるミニストップアプリを9月6日から開始した。

コンビニエンス部門は、増税前の駆け込み需要によるたばこや、家飲みの増加による酒類の売上が前年同月の実績を上回った。また、人気シリーズの「駅弁風弁当」や「チャーシュー弁当」の販売が好調に推移し、常温弁当の売上も前年同月の実績を超えた。店内加工ファストフード部門は、新発売の「ベルギーマッシュポテト」が好調に推移するポテトや、テレビCMの放映を継続する店内調理惣菜の売上が前年同月の実績を上回った。

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