ショッピングセンター/11月既存店売上7.1%増、ブラックフライデーセールなどで
2024年12月25日 15:42 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が12月25日に発表した11月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比7.1%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 2.7%増 | 3.2%増 | 0.8%増 |
8月 | 7.1%増 | 8.1%増 | 3.7%増 |
9月 | 7.3%増 | 8.2%増 | 4.2%増 |
10月 | 1.1%増 | 1.5%増 | 0.3%減 |
11月 | 7.1%増 | 7.9%増 | 4.6%増 |
中旬から気温が低下したことに加え、館の周年企画やポイント施策、ブラックフライデーなどのセールにより冬物商材が稼働した。
立地別にみると、中心地域は総合で7.9%増、周辺地域は6.8%増となった。中心地域、周辺地域ともにブラックフライデーなどのセールに合わせた館のポイント施策などが売上を押し上げている。
業種別にみると、「ファッション」は中旬以降に気温が下がり始めたことに加え、ブラックフライデーや大型専門店などのセールにより冬物商材が稼働した。「雑貨」はキャラクター商品のほか、冬小物やクリスマスなどのギフト需要に対応した商品も好調。「飲食」は国内外観光客や館周辺でのイベント参加客の来館があったSCでとくに伸長した。
「サービス」は国内旅行の需要の高まりにより旅行代理店が好調だった。
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