ショッピングセンター/市場動向、商圏、テナント賃料など徹底解説
2019年04月19日 14:55 / セミナー
マーケティング研究協会は5月20日、「商業施設・ショッピングセンター徹底理解~マーケット変革期における、SC・テナント成長の鍵~」を開催する。
SCは、今や全国に3200カ所、売上規模30兆円超え、全国的にみると渋谷・天神の大規模都市開発など、日本のマーケットの中でますます存在感を増している。
一方で、加速する人口減少、オムニチャネルの深化、小売業販売効率の低下、テナントの深刻な人員不足といった環境の変化により、SC開発・運営事業者、テナント各社にとっては厳しい状況が生まれている現状もある。
東急グループで商業施設の開発、運営に携わった経験を持つ講師を迎え、商業施設・SCへの理解を深め、テナント企業/SC事業者の両者が今後の成長戦略へのヒントを得ることを目指す。
商業施設の理解を深め、出店の精度を高めていきたい企業、SC店舗の売上拡大にお悩みの担当者、SCビジネスの基礎を体系的に学びたいデベロッパー、PM企業やクライアントの理解を深め、提案力を向上させたい、SC関連業者の受講を想定している。
■開催概要
開催日時:5月20日(月)13:30~17:30
会場:マーケティング研究協会セミナールーム
アクセス:飯田橋駅徒歩10分
http://www.marken.co.jp/map.jpg
受講料:税込44,280円※飲料等を用意
■詳細・申込み
http://www.marken.co.jp/seminar/2019/05/post_466.php
■講師
西山貴仁氏
SC&パートナーズ代表取締役
東京急行電鉄に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。
現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。
■プログラム
1.昨今のSCマーケットトレンドと市場動向分析
・データで見る、商業施設・テナントの変遷
(1SCあたりテナント数・店舗面積・業種構成比・SC売上・テナント出退店動向)
・SC・商業施設を取り巻く人口構造の変化による、来館客の変化の実態
・百貨店からSC・専門店へのビジネスモデルの変革の背景にはなにがあるのか?
【事例研究】最新の開発事例ーその成功・失敗要因分析
2.SC事業の構造の理解
・SCタイプ別でみる商圏・立地・客層の特長
駅ナカ・駅ビル・市街地・アウトレット・郊外(小・中・大・超大型)
・ショッピングセンター運営の仕組みと収益モデル(どうやって利益を上げるのか)
・ショッピングセンターの運営スキーム(直営、マスターリース、PM、ML、PM)
・テナントの損益分析点と利益拡大のための指標
3.出店精度を高める!テナント賃料の仕組みと契約・交渉
・テナント賃料の種類と仕組、失敗しない交渉とは?
・他では得られない…敷金保証金と賃料(最低賃料と変動賃料)の決められ方
・出店時・更新時に抑えるべき契約条件・営業料・管理規則
・SC出店判断の基準づくり、候補区画評価の方法
・押さえておくべき!館・フロアと競合環境(核テナント、ゾーン、導線、フォーマット、配置人員…)
4.マーケット変革期に求められるSCマーケティング戦略
・ブランド戦略(SC商圏の捉え方、売れない時代に独自価値を高めるためのブランディング手法)
・顧客戦略(地域顧客ニーズの掴み方と対応、固定客のつくりかた)
・プロモーション戦略(集客するための施策・売るための施策)
・押さえておくべき!テナントリーシングの進め方の体系
・厳しい既存店・・・SC店の売上拡大に必要な視点とは?
・SCスタッフマネジメント(スキルとモチベーション、数字のつくりかた)
5.転換期を迎えるSC~今後の成長戦略とは
・失われる「ショッピング」の概念消費・ライフスタイルの変化から見る「SCの未来」
・今後の消費ニーズはどこへ向かうのか?今後求められる新たな“価値”とは?
■問い合わせ
マーケティング研究協会セミナー事務局
TEL:03-5227-5711
http://www.marken.co.jp/
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