無印良品 有楽町/青果売場を初導入、1階を増床
2017年07月14日 20:20 / 店舗
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良品計画は7月28日、東京・有楽町の世界旗艦店「無印良品有楽町」の1階を増床しリニューアルオープンする。
1階部分で約180m2を増床するもので、増床する部分には、無印良品で初めてとなる青果売場や、「無印良品の小屋」の実物モデルなどを導入する。
今回、衣食住の中でもっとも基本となる食に着目した取り組みとして、基本食材である野菜や果物、グロッサリーを販売する。
野菜は、生産者・生産団体が主に化学合成農薬と化学肥料を使用しない、あるいは減農薬で栽培したものを直接仕入れる、産直販売となる。
種類は多くないが、旬のものを中心に品そろえし、東京の伝統野菜などわけのある珍しい野菜も取り扱う。
形やサイズにとらわれず、規格外でも素材本来の味がする野菜も販売し、それぞれの商品には、生産者の思いや季節に合った食べ方を書いたPOPを添える予定だ。
ほかにも旬の果物や、野菜に良く合う調味料、野菜中心のお菓子など、選りすぐりのグロッサリー約300アイテムを集積した。
旬の野菜・果物として、とうもろこし、ピーマン、トマト、桃などを販売する。
千葉県館山市の安西さんが作った「朝採れ」とうもろこし、同県香取市の加瀬さんが作った「生で種まで食べられる」ピーマン、同県匝瑳市の大木さんが作った絶妙な味わいのトマトなど、旬の味を紹介する。
現在、2階に出店しているCafe&Meal MUJIの焼きたてパン、コーヒーと今回、新たに販売を始める野菜を使った手作りの野菜のスープを、1階で持ち帰り専用で販売する。
野菜のスープ400円、パン150円~、コーヒー300円で提供する。
野菜を中心にした食卓を支える調味料や保存食を約300アイテムそろえた。
野菜によく合う基本の食品(調味料や出汁、発酵食品)や、野菜や果物のおいしさを生かしたお菓子を販売する。
食品は、毎日の生活を支える大切なものと考え、化学調味料、合成着色料、人工甘味料などは使わず、なるべくシンプルに、伝統的な製法を守って作られているものを中心選定したという。
今後、生産者の生活に触れ、農業と食への理解を深める体験イベントを企画する予定だ。
旬の野菜や果物を収穫するだけのツアーではなく、実際に農作業を体験したり、生産者からその季節に合った調理法を学ぶことのできるイベントを計画し、農業と食への理解をより深めるサポートをする。
都会で生活する人々のくらし方の選択肢としての「小屋のあるくらし」を提案するために開発した「無印良品の小屋」を見て触れて体験できる、実物モデルを設置する。
無印良品のインテリアアドバイザーが、小屋に関するさまざまな問い合わせに対応する。
店舗概要
所在地:東京都千代田区丸の内3-8-3
インフォス有楽町1-3階
営業時間:10時~21時
売場面積:無印良品1~3階増床後:3,334.19m2、増床前:3,155.68m2
無印用品1階増床後:326.82m2、増床前:148.31m2
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