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ライザップ/カルビー会長兼CEOの松本晃氏をCOOに招聘

2018年05月28日 16:30 / 経営

RIZAP(ライザップ)グループは5月28日、6月24日付で、新経営体制に移行すると発表した。

新経営体制では、グループ全体の「成長の加速」を目的に、CEO(最高経営責任者)・COO(最高執行責任者)制を導入する。

<松本 晃氏>
松本 晃氏

代表取締役社長兼CEOには創業者の瀬戸健氏が、代表取締役COOにはジョンソン・エンド・ジョンソン代表取締役社長、カルビー代表取締役会長兼CEOを歴任し、豊富な経営実績を有する松本晃氏を招聘する。

松本晃氏は、カルビーの代表取締役会長兼CEOだが、6月20日開催予定の定時株主総会終結の時をもって退任し、6月24日ライザップグループのCOOに就任する予定。

ライザップグループは、2021年3月期の連結売上収益3000億円、営業利益350億円の目標達成、「成長基盤の一層の強化」「ヘルスケア分野への本格展開」「海外への本格進出」の基本戦略の実行を確実なものとし、その後の継続的かつ飛躍的な成長につなげるために新経営体制に移行する。

新経営体制では、瀬戸氏が、グループ全体の代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)として経営全般を統括しながら、さらなる成長の加速に向けて、特にRIZAP関連事業の経営とM&Aを含め全体の経営戦略の策定・実行に注力する。

松本氏は、グループを構成する事業群全体のCOO(最高執行責任者)として、全体の経営戦略のもと、業務執行全般を統括するとともに、グループの既存事業(RIZAP関連事業を除く)の経営を担当する。

長年にわたる経営経験と複数の企業を大きく成長させた実績を活かし、M&Aにより当社グループ入りした企業の経営改善を現在よりもさらに加速させる。

ヘルスケア・メディカル分野における豊富な知見、グローバル企業での経営経験を活かし、「ヘルスケア分野への本格展開」、「海外への本格進出」等、当社グループの今後の成長加速に向けた基本戦略の策定・実行も担当する。

RIZAPブランドの機能性食品等のリテール戦略の大幅な強化推進し、RIZAP関連事業に続くグループの「第2の柱」の創出・育成に注力する方針。

■新任代表取締役の概要
氏名:松本晃(まつもとあきら)
生年月日:1947年7月20日生
略歴
1972年3月:京都大学大学院農学研究科修士課程修了
1972年4月:伊藤忠商事入社
1986年11月:センチュリーメディカル(株)出向取締役営業本部長
1993年1月:ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル
(現ジョンソン・エンド・ジョンソン)
代表取締役プレジデントエチコンエンドサージェリー事業本部長
1999年1月:同社代表取締役社長
2008年1月:同社最高顧問
2008年4月:カルビー顧問
2008年6月:同社取締役
2009年6月:同社代表取締役会長兼CEO(現任)

その他、現任の企業・団体等
スシローグローバルホールディングス 取締役
前田工繊 取締役
米国医療機器・IVD工業会(AMDD)顧問
京都府東京経済人会 会長
地方独立行政法人長崎市立病院機構 副理事長
NPO法人日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会 理事長

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