ショッピングセンター/買物袋有料化42%、食品関連は74%
2020年09月23日 15:00 / 経営
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東急モールズデベロップメントは9月23日、買物袋有料化について、同社14施設のテナントに対し行ったアンケート調査の結果を発表した。
買い物袋を有料化と回答した店舗は全体の42%で、有料よりも無料配布している店舗が58%と多いことがわかった。
食品を取り扱う店舗の74.6%が買い物袋を有料化と回答。一方、アパレル店舗は29.2%のみが有料化。環境性能が認められるレジ袋を無料配布している店舗は全体の25.7%で、有料化している店舗が15.9%という結果になった。
また、食品を扱う店舗において、環境性能が認められるレジ袋は35.4%、従来のレジ袋は19.0%、紙袋は25.3%が有料化していると回答。食品を取り扱う店舗の多くは、容器包装リサイクル法の省令改正におけるレジ袋有料化により、従来のレジ袋だけではなく、義務化されていない環境性能が認められるレジ袋も有料化したことがわかった。
有料化している店舗が多い中、食べ歩きもできるような軽飲食を取り扱う店舗など一部の店舗(15.2%)では、環境性能が認められたレジ袋を無料配布していることも明らかになっている。
環境性能が認められるレジ袋と従来のレジ袋の価格について、それぞれ約6割の店舗が5円以下で設定している。
同調査は、東急モールズデベロップメントが同社14の施設に出店するアパレル、生活雑貨・服飾雑貨、食品、飲食、サービスに属する店舗を対象に、買い物袋の有料化に関するアンケート調査を2020年6月に実施したもの。有効回答数は647。
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