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国立感染症研究所/百貨店・SCなどの事業者・従業員に感染防止対策提案

2021年08月24日経営

国立感染症研究所実地疫学研究センターは8月19日、百貨店・ショッピングセンターなど大型商業施設の事業者、従業員、産業保健スタッフへの提案を発表した。

7月下旬以降、百貨店・ショッピングセンターなどの大型商業誌施設従業員において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大規模なクラスターが複数確認され、自治体の指導と各社・店舗の自主的な尽力により、対策が強化されている。

同センターは、複数の事例調査の支援に従事しており、まだ調査中ではあるものの、8月12日時点での、クラスターの発生原因に関する共通すると思われる代表的な所見を提示し、共通する対策に関して提案をするという。

■代表的な所見

売場における従業員の衛生意識は高く、マスク着用は概ね適切に行われていたが、手指衛生などさらに改善すべき点を認めた。時間帯によって、客が密集した状態になる売場を認めた。

また、従業員が利用する食堂や休憩所などで密となりがちな環境を一部認めた。店舗による接触者の把握や管理が十分ではなかったと考えられた状況を一部認めた。

■共通する対策に関する提案(既に実施に取り組まれている店舗も多数あり)

COVID-19の感染経路に基づいた適切な予防法、消毒法について、従業員全員がより正しく実践する。

従業員による売場での十分量の適切な濃度のアルコール消毒剤を用いた手指衛生、従業員や客が高い頻度で触れるカ所の消毒を徹底する。

客が密となる場所においては人の流れや(時間当たりの)入場者数の調整をする。その際、売場では、例えば、混雑時・非混雑時のCO2濃度を参考に換気を工夫する。

従業員が利用する食堂や休憩所などにおいて、密になる環境を作らない工夫と十分な換気、黙食を徹底する。

複数店舗でCOVID-19の陽性者が判明した場合は、フロア全体など広めの検査実施を検討する。従業員の健康管理(観察と記録)を強化する。

また、自治体または職域での新型コロナワクチン接種の推進を各店舗の従業員に対して働きかけて欲しい。さらにこれまで以上に、保健所との連携(報告や相談)を強化して欲しいという。

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