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松屋/屋根置き太陽光発電設備を中部・四国エリアの店舗に導入

2022年05月09日 13:10 / 経営

再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービス事業者のLooopは5月9日、松屋フーズの中部・四国エリアにある5店舗に「未来発電」の導入に伴う屋根置き太陽光発電設備を納入・設置したと発表した。

<中部・四国エリア5店舗で屋根置き太陽光発電設備導入>
中部・四国エリア5店舗で屋根置き太陽光発電設備導入

5店舗の「未来発電」は、今夏の供用開始を予定している。

「未来発電」は、顧客の費用負担0円で屋根置き太陽光発電設備が導入できる、住宅および小規模店舗向けのお得な電気料金プラン。発電した再生可能エネルギーを利用できるだけでなく、電気料金も大幅に削減できるという。

<「未来発電」の仕組み>
「未来発電」の仕組み

松屋フーズは、これまでもリサイクルや省エネ化を積極的に推進し、工場や物流センター上に太陽光パネルを設置するなど、脱炭素に向けた取り組みを行ってきた。今回、脱炭素経営をさらに推し進めるべく「未来発電」の導入を決定し、愛知県、愛媛県の5店舗の屋根上に合計61.18kWの太陽光発電設備を設置した。

発電した電力は店舗内で使用され、松屋フーズは使った分の電気代をLooopに支払う。設備はLooopが保有し、メンテナンスなどを行う仕組み。

また、災害などによる停電時でも、非常用電源として無料で活用することができる(太陽光発電時で最大1500Wの電気が使用可能)。なお、10年間の契約期間が終了すると、太陽光発電システムは契約者である松屋フーズに無償譲渡され、発電される電気は無料で使えるようになる。

■導入施設概要
松屋・松のや 四国中央店(愛媛県四国中央市)
搭載容量:13.68kW
想定年間CO2削減量:約18.4t
導入後の想定年間電気料金削減率6.6%
契約満了後の想定年間電気料金削減率28.7%
※2022年4月時点の再エネ賦課金3.36円/燃料調整費2.55円にて試算

松屋・松のや 新居浜店(愛媛県新居浜市)
搭載容量:13.68kW
想定年間CO2削減量:約18.2t
導入後の想定年間電気料金削減率6.7%
契約満了後の想定年間電気料金削減率28.9%
※2022年4月時点の再エネ賦課金3.36円/燃料調整費2.55円にて試算

松のや 瀬戸店(愛知県瀬戸市)
搭載容量:13.68kW
想定年間CO2削減量:約21.5t
導入後の想定年間電気料金削減率6.5%
契約満了後の想定年間電気料金削減率27.2%
※2022年4月時点の再エネ賦課金3.36円/燃料調整費1.17円にて試算

松のや 半田店(愛知県半田市)
搭載容量:10.64kW
想定年間CO2削減量:約20.0t
導入後の想定年間電気料金削減率4.7%
契約満了後の想定年間電気料金削減率19.9%
※2022年4月時点の再エネ賦課金3.36円/燃料調整費1.17円にて試算

松屋 豊田十塚店(愛知県豊田市)
搭載容量:9.5kW
想定年間CO2削減量:約17.1t
導入後の想定年間電気料金削減率4%
契約満了後の想定年間電気料金削減率16.7%
※2022年4月時点の再エネ賦課金3.36円/燃料調整費1.17円にて試算

■未来発電サービスサイト
https://looop.co.jp/service/home/mirai-hatsuden

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