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中国向けアニメEC運営のトリプルアート／自己破産、負債5億円

2024年02月28日 14:24 ／ 経営

帝国データバンクによると、トリプルアート（東京都豊島区）は、2月22日に東京地裁へ自己破産を申請し、27日に破産手続き開始決定を受けた。

同社は、2014年1月に設立。中国の市場に向け日本のアニメ、コミック、ゲーム、ノベル商品などを扱う中国語のショッピングサイト「Masadora」、日本のポップカルチャーコンテンツを海外顧客に伝えるため、各種メディアを通じた情報発信や海外展示会を行う「MASA ART」を運営。2022年12月期には年売上高約40億3700万円を計上していた。

しかし、2023年8月に前代表が経営から離れ、経営に混乱が生じ、売り上げが低迷するなど業績が悪化した。事業譲渡を模索したものの不調に終わり、事業継続を断念したという。

負債は債権者約1万5000名に対し約5億円。債権者の多くは中国在住の個人ユーザーとなっている。

■破産管財人ウェブサイト
https://www.masadora-trustee.com/

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