ローソン/カスハラ対策推進、従業員の名札を実名以外で表記可能に
2024年06月04日 16:05 / 経営
- 関連キーワード
- コンビニエンスストア
- ローソン
- 従業員
ローソンは6月4日、店舗従業員の名札について、実名以外での任意のアルファベット表記を可能にした。
店舗で働く従業員をカスタマーハラスメントなどから守り、安心して働ける環境を整備するための施策。これまで従業員の名札は、実名(苗字)での記載を基本としていたが、昨今の状況やプライバシー保護などの観点を鑑み、店舗の判断で「役職+任意のアルファベットまたはイニシャル」表記が可能になった。
加えて、人権尊重の観点から、身だしなみに関する規定も一部改訂。従業員の多様化を受け、宗教上の理由から頭髪を覆う布類の着用を認めるルール改正を行う。具体的には、身だしなみマニュアル内に「宗教上頭髪を覆う布類を着用することを認めます」の一文を追記する。
■ローソンの関連記事
ローソン/デリバリー事業拡大、売上10万円越えの店舗も
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。