ワイングラスは、地域性を重視し、日本の職人の手作りのオリジナルワイングラスを、うすはりグラスで有名な松徳硝子とコラボレーションして開発。
女性が片手で持ちやすいサイズで、お客にリラックスしてもらいたい気持ちを込めたメッセージとして、「Breathe out,drink in」「Escape your plans」「Take a moment,or three」「Permission to relax」の4種類をグラスに刻んだ。グラスは店内で3000円で販売もする。
<店内でグラスも販売>
店舗のデザインコンセプトは、Relieve(解放する)で、2月29日~3月27日まで、約1か月の工期をかけて改装した。
温かみを感じる素材や居心地の良い照明を随所に配置し、スタイリッシュ感を意識した仕上げを目指した。自宅ほどカジュアルすぎない緊張感と安心してリラックスできる空間で、くつろぎの時間を提供する。
関根純代表取締役最高経営責任者(CEO)は、「海外へ出店できない日本法人として、日本市場をより開拓する必要があった。丸の内エリアには9店のスターバックスがあり、一つの業態だけでは、また、スタバかと思われてしまう。コアビジネスの応用編を作ることで、出店余地を広げていく」と語る。
スターバックスでは、通常の店舗のようにエプロンをつけずに、バリスタがお客と会話を楽しみながらコーヒーを提供する業態として、住宅街立地の路面店「Neighborhood(旧インスパイアード バイ スターバックス)」タイプの店舗を2013年から展開。
コーヒーの提供をコアにした新業態の開発も進めている。STARBUCKS EVENINGSもあくまで、既存のスターバックスのサービスを提供しつつ、新しいサービスのバリエーションを作る取り組みの一環と位置付けている。
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