リンガーハット/内村航平選手と所属契約を締結
2017年03月06日 15:30 / トピックス
リンガーハットは3月6日、プロ体操選手の内村航平選手と所属契約を締結した。
契約期間は2017年3月から2021年12月の約5年間で、期間中はリンガーハットのロゴマーク入りのユニフォームなどを着用して日本国内の大会に出場する。
同日、都内で所属契約の発表会を開催し、リンガーハット代表取締役会長兼CEOの米濱和英氏と内村航平選手が参加した。
米濱和英会長兼CEOは、「内村選手は、当社と同じ長崎出身であり、何らかの形で応援したいと思っていた。当社は全国で食育の普及、啓蒙活動をしているが、内村選手も体操の啓蒙活動を進めている。これから、両社で一緒になって、食育と体操の啓蒙活動をしたい」とあいさつした。
内村選手は「リンガーハットさんとは、同じ長崎出身ということで縁があり、そこが一番、心に響いた。長崎から全国へ体操を発信できることがうれしい」と述べた。
発表会では、内村選手による野菜たっぷりちゃんぽんの試食も行った。内村選手は「子どものころは野菜が苦手だったが、なぜかちゃんぽんだけは食べていた。子どものころの野菜はちゃんぽんで取っていた。懐かしい味だ」と語った。
契約期間を5年間という長期間とした理由について、米濱会長兼CEOは「まずは2020年東京オリンピックで金メダルをとってもらうことを目標としている。オリンピック終了後、内村選手が引退したとしても、彼は体操の普及活動を続けるだろう。しっかりと内村選手をささえるために5年契約を採用した」と語る。
2017年は、春先に体操の大会が続くため、まだ具体的な活動予定はない。今後、TVCMへの出演やポスターへの起用を検討しているが、本格的な販促活動への起用は2018年度からを予定している。
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