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根岸商会/紳士ベルト販売、バーバリー契約更新できず破産

2018年11月05日 10:00 / 経営

東京商工リサーチによると、根岸商会は10月31日、事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は約3億5000万円(2017年8月期決算時点)。

1934年1月創業で、ベルト、財布、革小物、サスペンダーなどを販売していた。「Paul Stuart」「COMME CA MEN」「NICOLE」などのブランド品を取り扱い、大阪のほか、一時は名古屋や札幌、福岡などに店舗を開設していた。

ピークとなる1999年8月期には売上高約25億円をあげていたが、2017年8月期の売上高は約5億3000万円にとどまっていた。

2017年3月以降、コンサルタント会社を入れ経営の建て直しを図ったが、業況改善に歯止めが掛からず今回の措置となった。

根岸商会が関係先に通知した書面には、「2012年、主力ブランドであったバーバリーの方針転換によりライセンス契約を更新することができず、売上が大幅に下落した」旨が記載されている。

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