JR西日本ほか/大阪駅「サウスゲートビルディング」25年秋以降リニューアル
2024年10月09日 12:09 / 店舗
JR西日本ステーションシティ、大丸松坂屋百貨店、JR西日本SC開発の3社は10月8日、3社連携で「サウスゲートビルディング」(大阪市北区)の大規模リニューアル計画を開始すると発表した。
「大阪駅」周辺には、2023年11月に「JPタワー大阪」、2024年7月に「イノゲート大阪」が開業。9月には「うめきた2期エリア」が先行まちびらきするなど、新エリアが続々と誕生している。
この流れをさらに進め、今回「大阪駅」に直結する「サウスゲートビルディング」の商業エリア(地下2階~地上15階部分)を全面刷新し、個性的な商業施設として再構築する。駅南エリアの特色を際立たせ、周辺のさらなる回遊性向上と活性化につなげていく。
「サウスゲートビルディング」は、2011年の開業以来初となる大規模リニューアルとなり、グランドオープンは2029年を予定している。2025年秋から約4年間かけて、施設全体を段階的に刷新する。
新たな商業エリアについては、地下2階~9階を大丸松坂屋百貨店が、10階~15階をJR西日本SC開発が運営する計画だという。
大丸松坂屋百貨店の親会社であるJ.フロントリテイリングは、2024年度から始動した中期経営計画で、重点7都市での「エリアの価値最大化」を掲げている。重点エリアのうち、関西圏での重要拠点と位置づけている「大丸梅田店」のさらなる活性化を図り、国内外からの広域な集客を目指し、フロア構成を抜本的に見直す予定だ。
また、ノースゲートビルディングでファッションビル「ルクア大阪」を運営するJR西日本SC開発が、「ルクア大阪」との買い回りや相乗効果が期待できるショッピングセンターを新たに開発。ファミリー層や今後、ますますの増加が見込まれるインバウンド需要の取り込みを図る。
■サウスゲートビルディング
所在地:大阪府大阪市北区梅田3-1-1
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