ショッピングセンター/4月既存店売上2.3%増、雑貨・飲食が売上けん引
2025年05月26日 15:45 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が5月26日に発表した4月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比2.3%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
月前半まで気温が低かったことで春夏衣料が苦戦したが、雑貨や飲食などの他業種が売上を支え、前年を上回った。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率3.7%増、周辺地域は同1.7%増となった。中心地域は、リニューアルやテナント入れ替え効果があったSCのほか、国内外旅行客の来館があったSCが好調。周辺地域は、インバウンド客や館周辺でのイベント参加客の来館があったSCの売上が伸長している。
業種別にみると、「ファッション」は気温が上がらず春夏衣料が苦戦したことで、前年割れしたSCが多い。「雑貨、その他物販」は新生活の駆け込み需要でインテリア雑貨が好調だったほか、キャラクター雑貨や化粧品も良く売れた。「飲食」は館周辺のイベント参加客や家族連れの来館で、特に土日が好調だったという。
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