食品主要195社/25年合計2万609品目値上げ、26年1~4月は1044品目

2025年11月28日 16:04 / 商品

帝国データバンクが11月28日発表した「食品主要195社」価格改定動向調査によると、12月の値上げは217品目だった。

2025年合計では2万609品目となった。2024年の1万2520品目を大きく上回り、2023年(3万2396品目)以来、2年ぶりに2万品目を超えている。

<12月の値上げは217品目>
12月の値上げは217品目

食品分野別では「調味料」(6221品目)が最も多く、前年(1715品目)から4506品目増えた。

「酒類・飲料」(4901品目)は、清涼飲料水のほか、ビール、清酒、焼酎、ワインといった洋酒など広範囲で値上げとなり、前年の2652品目から大幅増となった。

また、2026年の値上げは、1044品目と見込んでいる(1~4月の判明分)。

11月末時点で単月あたり1000品目を超える値上げはなく、来春にかけて断続的な値上げラッシュは一時的に収束する見通し。

食品分野別では、野菜ジュースや輸入酒類、料理用清酒など「酒類・飲料」が最も多い509品目だった。

2026年の値上げ要因は、2025年に続き「原材料高」(99.7%)、「包装・資材」(51.5%)、「物流費」(36.1%)、「人件費」(34.4%)など。

<2022年~2026年の値上げ品目数>
2022年~2026年の値上げ品目数

食品主要195社/10月は3024品目値上げ

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