流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





JD.com/中国・天津にロボットレストラン、51日間で来店3.5万人突破

2019年01月28日 14:20 / 海外

京東商城(JD.com)を運営する京東集団は、中国天津市の天津エコシティ内にオープンしたロボットレストラン「京東X未来レストラン」の来店者数がオープンから51日目で3万5000人を突破した。

<京東X未来レストラン>
京東X未来レストラン

「京東X未来レストラン」は、料理の注文から、会計、調理、配膳、サービスをロボットにより自動化した最新型レストラン。

ロボットレストランの面積は400m2で、100名まで収容できる。注文・決済はアプリ上で完了し、メニューは中国八大料理40種。

<調理>
調理

料理は、有名シェフが監修したレシピに基づき5台の調理ロボットが調理する。

調理ロボットは1日に600食以上を調理しており、各テーブルで注文された料理は平均15分~30分ですべて揃う。

<配膳ロボット>
配膳ロボット

出来上がった料理は配膳ロボットによりテーブルまで自動で配膳ルートを計算し、1日に約20kmを移動している。

1日500回以上テーブルに料理を運んでおり、オープンした2018年11月10日から2018年末までに移動した距離は累計1000kmにおよぶという。

なお、レストラン内には、20人収納可能な180°投影個室他、料理の待ち時間にゲームを楽しむことができるゲーム機エリアがある。

エンドユーザーに料理を提供するまでのサプライチェーンを均一化するセントラルキッチンを構築し、スマートレストラン運営システムの確立を進めている。

顧客のビックデータから毎日必要な材料を正確に仕入れ、最適化されたオペレーションによって最高の食事体験を提供する。

関連記事

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧