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イオン北海道/3~11月売上高2422億円、過去最高を更新

2024年01月12日 16:02 / 決算

イオン北海道が1月12日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、売上高2422億5200万円(前年同期比4.9%増)、営業利益55億3200万円(30.2%増)、経常利益55億5900万円(27.2%増)、四半期純利益31億6500万円(25.1%増)となった。

イオン北海道

売上高は過去最高を更新した。

業態別の売上高は、GMS(総合スーパー)は1353億7700万円(前年同期比4.1%増、既存店前年同期比4.1%増)、スーパーマーケットは744億4800万円(3.0%増、既存店前年同期比3.2%増)、ディスカウントストアは369億700万円(13.7%増、既存店前年同期比9.4%増)。

ライン別の売上高は、衣料部門は3.9%増(既存店前年同期比4.0%増)、食品部門は5.5%増(既存店前年同期比4.8%増)、住居余暇部門は1.7%増(既存店前年同期比1.8%増)。

差別化商品の販売に注力し、食品では「北海道有名ホテル監修チルドレディミール」などオリジナル商品を約690品目開発、リニューアルした。衣料はオリジナルアウター、北海道オリジナルの防滑シューズをメーカーと共同開発した。

業務効率化のため、20店舗で電子棚札を採用したほか、セルフレジは32店舗に新規・追加導入した。セルフレジの設置店舗数は累計118店舗となった。

業務効率化により、総労働時間について前年同期比2%改善を目指していたが、想定以上に売上高が伸長したことで、前年同期並みの水準となっている。

また、省エネを推進するため高効率の機器への入れ替えなどを積極的に行い、電気使用量の削減に努めたが、猛暑の影響で使用量が増加し、4%削減の目標に対し、2.5%の削減にとどまったという。

イオンのトータルアプリ「iAEON」については、利便性拡大と会員数拡大に取り組んだ。

AEON Pay機能の充実や懸賞企画、一部売場におけるスタンプカード機能の実装のほか、当第3四半期累計期間で約560種類のクーポン企画を実施し、会員数は9カ月間で約1.5倍に伸びている。

通期は、売上高3310億円(4.3%増)、営業利益88億円(5.4%増)、経常利益88億円(3.5%増)、四半期純利益48億円(2.0%増)を見込んでいる。

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