セブンイレブン/10万人のスイーツアンバサダーと商品開発、3品販売
2018年07月10日 17:50 / 商品
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セブン-イレブン・ジャパンは7月10日、今夏の新スイーツとして、セブンスイーツアンバサダー10万人にアンケートを実施し(3月26日~4月1日)、アイディアを募集、共同開発した商品を販売すると発表した。
「からふるキューブぜりぃ」(税別250円、アンケート2位)を7月3日、「まるでブルーハワイなゼリー」(185円、アンケート1位)を7月10日、「金魚鉢みたいなケーキ しゅわっとラムネソーダ味」(305円、アンケート3位)を7月24日発売する。
<からふるキューブぜりぃ後列右、金魚鉢みたいなケーキ前列右>
7月3日に発売した「からふるキューブぜりぃ」は、寒天のゼリーでカロリー180kcalと控えめなため、夜のデザートとして好調な出だしを見せている。
「まるでブルーハワイなゼリー」は、レモン味のクラッシュゼリーとソーダ味のゼリーを組み合わせた。フロートのアイスが溶けている様子をレモンムースで表現し、ホイップクリームを載せた。
「金魚鉢みたいなケーキ」は、金魚鉢をモチーフに、ラムネ味のムースを、水面のようなつるっとした表面に仕上げ、金魚のゼリーをあしらった。
今回、約5000のアイディアが寄せられ、それらからゼリー、プリンなど商品、「ソーダ」など味、「フォトジェニック」、色などキーワードを抽出。アンケート、事前試食会、人気3品から1位を決める投票キャンペーンを行い、セブン-イレブンの過去のヒット商品のアイディアとも融合させ、商品化した。
投票結果は非常に僅差だったため、3品とも商品として発売する。今後のセブンスイーツアンバサダーとの共同開発については未定だという。
セブン-イレブンは、1988年から、専用工場で製造するオリジナルスイーツ「セブンスイーツ」を展開。2017年4月からはウェブ登録者に、「セブンスイーツ」の新商品情報やクーポンなどを届ける「セブンスイーツアンバサダー」を開始し、2018年7月現在約12万人が登録している。
セブンスイーツアンバサダーは20~40代の女性が8割を占め、SNSなど口コミで宣伝するとともに、新商品のアイディアも募集している。
今回、会員の中から特に「セブン-イレブンのスイーツが大好き!」「セブン-イレブンのスイーツのおいしさを広めたい!」という熱い思いを持つ人を対象に、1名を2万5000人の応募者の中から1名の「ドリームセブンスイーツアンバサダー」を選んだ。
セブンスイーツをSNSで発信する初代「ドリームセブンスイーツアンバサダー」にインスタグラマーのsaaさんを任命した。
業務として、任命期間中SNS(Twitter、Instagram)に週に1回、セブンスイーツを紹介する投稿を行う。活動期間は、2018年7月11日~2019年7月10日までの1年間で、活動報酬は711万円。
saaさんは、3年間で約8万人のフォロワーを持つ人気インスタグラマー。スイーツの断面や様々な角度の写真を投稿し、つい食べたくなる感想も人気だという。
同日行われた「ドリームセブンスイーツアンバサダー」任命式で、同社の石橋誠一郎商品本部長は、「saaさんの投稿は個性的で、スイーツの断面を見せるなど人とは違う紹介の仕方で、スイーツの魅力を多くの人に伝えている。商品の感想も素晴らしく、コメントを読むと食べたくなる。より多くの人にセブンスイーツの魅力を紹介してほしい」と話した。
任命式には、タレントの小倉優子さんも登場し、「まるでブルーハワイなゼリー」をイメージしたブルーの浴衣とクリームのような白い帯姿で、会場を盛り上げた。
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