三越伊勢丹/高級別荘予約と連携、オリジナルミールキットを提供
2021年12月08日 11:30 / 商品
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三越伊勢丹は12月8日、ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」と連携し、高級別荘を予約できるサービスにおいて、バケーションレンタル施設専用のBtoB食材発注システムを開発、地域の食材を生かした「あめつち」監修のオリジナルミールキットを提供すると発表した。
バケーションレンタルは、一休の1300万人以上の顧客のうち、年間利用額100万円以上の富裕層の利用が多い。2016年11月ローンチ以降、取扱物件数は右肩上がりで、日本全国に約1100施設となり、カップル、家族をはじめワーケーションなどの需要がある。しかし、食事についてはセルフサービスが多く、滞在レベルに合わせた食事の提供環境に課題を抱える施設もあったという。
そこで、一休は需要の高い貸別荘の食事付きプランを実現するための協業先を探していた。今回、三越伊勢丹と連携し、コロナ禍での旅をより豊かにする提案として、百貨店の持つグループネットワークを生かし、地域に根ざした食材のオリジナルミールキット開発・提供をスタートした。一休はミールキット付きの予約プランを顧客に販売、三越伊勢丹にミールキットを発注する。
地場の食材を使用した夕朝食2種、他全国施設で利用できる4種のミールキット計6品がそろう。
ミールキットは、「食」を媒介に、生産者、料理人、あらゆる分野のクリエイターと共に、環境、循環、人とのつながり、暮らし、健康、ファッションやカルチャーなど、エシカルかつクリエイティブな視点から、「食」のプロジェクトを発信する「あめつち」が監修している。
今後も、全国のバケーションレンタルで、地場の食材を楽しめる新たな食材ミールキットを開発し、バケーションレンタルでの宿泊体験の価値向上に向けて、地域の生産者と共創して商材開発を行いたい考えだ。
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