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くら寿司/定番メニューに高品質品「できたてシリーズ」19商品登場

2022年07月06日 15:30 / 商品

くら寿司は7月8日から、回転寿司チェーン「くら寿司」で高品質・高付加価値な「できたてシリーズ」19商品を販売する。6日に新商品発表会を開催した。

<新登場「できたてシリーズ」>

同シリーズの特徴は、海苔でシャリを包まずパリパリな状態で提供する「巻きたて」、直前にネタを炙る「炙りたて」、注文が入ってから専門フライヤーで天ぷらを揚げる「揚げたて」、ネタをボリュームアップした贅沢品「作りたて」の4種類にこだわるというもの。全部で19商品をラインアップする。

<会見を行う岡本 広報・マーケティング本部長>

くら寿司取締役 岡本浩之 広報・マーケティング本部長によると、「今回の新シリーズ追加は、コロナ禍でこれまで控えていた外食などで贅沢に支出したいという消費者ニーズに応えるのが最大の狙い。1皿税込220円の高価格帯で定番メニューに加わるのは今回が初めて。幾ばくか客単価の上昇が期待できる」という。

<くら寿司の特徴「二刀流レーン」>

「できたてシリーズ」を実現できた大きな理由としては、くら寿司の全店舗に、オーダー専用レーンと通常レーンの両方を備えた「二刀流レーン」を装備している点にあるという。通常レーンで自由に好みの寿司を手に取ることができるエンターテイメント性を保持しながら、専用レーンで作りたて品を提供できるのが同社の強みだとしている。

このほか、赤外線でネタを炙ることで職人の仕事同様ムラなく加熱し、省人化もできる自動炙り機で新シリーズの「炙りたて」商品を調理したり、自社オリジナルの天ぷら粉を使ってオートフライヤーで「揚げたて」を提供するなど、高付加価値の実現に工夫を凝らした。

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