日本生協連/冷凍食品事業が過去最高の業績に
2024年04月24日 16:56 / 商品
日本生活協同組合連合会(以下:日本生協連)は4月24日、2023年度の冷凍食品事業の供給金額(売上高)は前年比4.5%増と過去最高の実績となったと発表した。
カテゴリ別では、畜産は牛丼の具やナゲットなど総菜が全体をけん引した。調理冷食は麺類・米飯の主力カテゴリ、たこ焼き・お好み焼きなどのスナック、中華総菜、グラタンなどの洋風総菜が大きく伸びた。
冷凍野菜は主力の枝豆やほうれん草が前年ベースとなるなか、ブロッコリー、根菜類が好調に推移した。子育て世帯向け「きらきらステップ」と「きらきらキッズ」は2023年度もさらに伸長し、8%増となっている。
業態別でも、宅配は前年を超過、店舗も2桁超過と大幅に増加している。
冷凍食品市場が拡大し始める前、2005年度の供給金額(売上高)と比較すると、2023年度は71.1%増。商品カテゴリ別では、調理冷食が96.5%増、冷凍野菜は62.5%増と拡大している。
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