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ファミリーマート/スキマバイトアプリ「タイミー」 本格導入

2020年03月30日 12:00 / IT・システム

ファミリーマートは4月1日、人手不足に対する加盟店支援策及び多様な働き方に対応するため、タイミーのスキマバイトアプリ「タイミー」を本格導入する。

ファミリーマートでは、人手不足に対する加盟店支援策として、セルフレジの導入など店舗省力化に向けた本部投資を行うとともに、グループ企業の派遣会社「ファミマ・サポート」と連携したストアスタッフ人材派遣体制の強化、加盟店の休暇取得に向けた年1日の無償運営代行などに、取り組んでいる。

「タイミー」導入により、各地のファミリーマート店舗においてより柔軟な採用が可能になるとともに、コンビニエンスストアでの勤務経験を持つ方へのアルバイトの機会の提供につながるものと考えている。

タイミーは、2018年8月のサービス提供開始以来、首都圏・愛知県・関西地方・九州地方を中心としたエリアで100万人以上のユーザーと1万を超える店舗が利用しているという。

アプリ上で働き手とのマッチングが完結するため、採用面接が必要がない。マッチング率95%・最短マッチング時間8秒を誇り、突然の欠員に対応する。

勤務後に店舗・ワーカー(タイミー上でマッチングする働き手)相互に評価するシステムにより、ワーカーの責任感を担保。また、ワーカーに蓄積されたレビューやスキルは事前に確認することができ、店舗側に蓄積されるレビューを、マッチング率・労働環境の改善に役立てられる。

ぜひ働いてほしいと思ったワーカーは、その場で長期採用が可能。面接だけでは分からない店舗との相性を事前に確認した上で採用できるので、早期離職を防ぐシステムとなっている。

今回のファミリーマートとの提携により、サービスの提供エリアが全国に拡大。日本各地に新しい働き方を広げ、短時間であれば働けるという潜在労働力を喚起し、少子高齢化などによる全国的な労働力不足に寄与することを目指す。

■「タイミー」公式サイト
https://timee.co.jp/

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