サミット/埼玉県「朝霞台店」大改装、新レイアウト・最新MD導入
2018年12月25日 15:20 / 店舗レポート
店舗から500m圏内は単身世帯が同社平均より2.9ポイント少なく、2~4人世帯の構成比が3.3ポイント高い店舗であることから、夕方以降の簡便・即食商品の品揃えを強化するとともに、ファミリー世帯向けに大容量の商品の品ぞろえを充実させた。
朝霞台店の改装前の部門別アイテム数は、青果339、鮮魚250、精肉412、惣菜240、ベーカリー50、加工食品4163、菓子1122、日配食品1784、家庭用品2910、合計1万1270SKUだった。
改装後の部門別アイテム数は、青果349、鮮魚255、精肉453、惣菜280、ベーカリー50、加工食品4604、菓子1106、日配食品1707、家庭用品3058、合計1万1862SKUとした。
朝霞台店の売上構成比の実績は、青果15.3%、鮮魚7.7%、精肉12.3%、惣菜7.2%、ベーカリー1.8%、加工食品24.8%、菓子4.5%、日配20.6%、家庭用品5.8%だった。
2018年3月期のサミット全店の売上構成比は、青果15.3%、鮮魚8.3%、精肉12.2%、惣菜9.2%、ベーカリー1.6%、加工食品23.6%、菓子4.3%、日配食品20.0%、家庭用品5.2%。
青果、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーを合わせた生鮮・惣菜構成比は全店46.6%、朝霞台店44.3%で改装により、生鮮・惣菜売上構成比の向上を目指す。
ベーカリー売場では、精算方式をこれまでの個別レジ方式から集中レジ精算方式に変更し、ベーカリー内場としての人時生産性を高めた。
地域特性に合わせて、ファミリー層に人気のあるスイートドーナツ、メロンパンの品ぞろえを強化し、新店・改装店で好評な450℃の専用窯で焼き上げるナポリ風ピザを新規導入した。
ナポリ風ピザは粉から生地を作り、生地を発酵させ、具材を盛り付け、焼き上げる商品でオープンキッチンで、製造風景を見ることができる。
店内には大型デジタルサイネージのサミットビジョンを設置し、店内で作る商品やバイヤーおすすめ商品など、さまざまな商品情報を提供する。
惣菜売場では、売場・什器を一新し、売場を拡大しベーカリーと併せて、ライブ感のある即食ゾーンを形成した。
調理機器などの見直しを図りながら、商品の味の向上と品ぞろえの拡大を図るとともに、東武東上線「朝霞台駅」、JR武蔵野製「北朝霞駅」徒歩5分という駅至近の立地を踏まえて、夕方以降のできたて商品の提供もする。
青果売場の入口には、店内製造の「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナーを新たに導入し、店内加工のメリットを生かした季節感のある商品を販売する。
16時に「サラダカット野菜」「カットフルーツ」の中から各1品をできたて商品として販売する。ファミリー層の多い、地域特性にあわせ、果物・野菜の大容量商品の品ぞろえを充実させた。
鮮魚部門では「煮魚・焼魚コーナー」を拡大し、主力の塩さけ焼きぶりの照焼に加え、夕方のピークに合わせたできたて販売を実施する。
精肉部門では、「グリルキッチン」コーナーを新設し、精肉部門で販売する鶏肉・豚肉・牛肉を使用した店内加工の肉惣菜の品ぞろえと販売を強化した。
グリルキッチンには、鉄板やコンベンションオーブンを導入し、オープンキッチンでライブ感のある販売もする。
惣菜売場に隣接させたベーカリー売場前には、ワイン売場から始まる酒類売場を配置することで、惣菜・ベーカリー・酒類の関連販売を促す。
店舗奥には集客コーナーの一つとして試食専門コーナー「おためし下さい」を設置した。
サミットのおすすめ商品やこだわり商品のほか、お客からリクエストのあった商品の試食もでき、新商品だけでなく、ちょっと上質な試してみたい商品の味も紹介する。
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