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無印良品 銀座/ホテル・MUJI Diner併設「世界旗艦店」目標客数230万人

良品計画は4月4日、東京・銀座に「無印良品 銀座」と「MUJI HOTEL GINZA」をオープンする。

<無印良品 銀座>
無印良品 銀座

読売新聞東京本社と三井不動産が、東京都中央区・銀座3丁目に開発した「読売並木通りビル」に、世界旗艦店である「無印良品 銀座」、レストラン「MUJI Diner」、「MUJI HOTEL GINZA」を出店するもの。

<松崎社長>
松崎社長

2日に開催したメディア内覧会で、松崎暁社長は、「1980年にわずか40アイテムで始まった無印良品は、いまや7000アイテムを超え、店舗数は銀座のオープンで世界で990店舗となる。店舗とホテル、環境・売場作り・サービス・接客を含めて無印の世界観を一堂に感じられる店舗だ。新しい商品やサービスを展開することによって、我々の考える『感じ良いくらし』をさらに発展させていきたい」。

「感じ良いくらしとは、自然や環境、そして生産者に気配りや配慮をしながら、自分として生活を整えることと理解している。グローバル化が進展する中で、地域の文化や伝統を大事に取り組んでいくことと捉えている。このような無印良品の想いが含まれた無印良品 銀座、MUJI HOTEL GINZA、MUJI Dinerに世界中の多くの方、銀座に暮らす方、銀座で働く方が居心地の良い空間として利用していただくことを目指す」と語った。

<MUJI HOTEL GINZA>
MUJI HOTEL GINZA

目標年間入館客数は230万人。2018年12月20日に閉店した世界旗艦店「無印良品 有楽町」の年間190万人に対し、20%増を目指す。

無印良品の店舗面積は3981m2、地下1階~地上6階まで7フロアで展開する。MUJI Dinerは、地下1階に317m2で118席を展開する。

<MUJI Diner>
MUJI Diner

店舗コンセプトは、「ヒトとつながる」「マチをつなげる」とした。年間で300回のイベントを実施する。イベントを通じて店舗のファンを増やし、会員向けアプリMUJI passport会員のうち、銀座店のフォロワー20万人獲得を目指す。

※有楽町店のフォロワー数対比で4倍、オープン前までに10万人の獲得が目標。

<フロア構成>
フロア構成

地下1階に配置したMUJI Dinerは、2017年6月から上海で開始した「素材」「工程」「わけ」を深堀したカジュアルレストラン。

現在、上海、深セン、北京で展開しており、日本国内では初出店となる。

<朝食の焼き魚定食(850円)>
朝食の焼き魚定食(850円)

銀座は、早朝からオープンして朝食を食べれる店舗が少ないことから、7時30分からオープンし、7時30分~11時までは朝食を提供する。朝食は税込500円と850円で提供する。

11時~15時は昼食を850円で6種類、17時~22時は夕食を提供し、アルコールを含み客単価で3000円程度を想定している。

<MUJI Dinerでキッチン用品も販売>
MUJI Dinerでキッチン用品も販売

MUJI Dinerには、無印良品のキッチン用品売場も併設しており、MUJI Dinerで使用しているキッチン用品を、飲食フロアで購入することもできる。

<1階くらしの基本となる食のフロア>
1階くらしの基本となる食のフロア

地上1階から地上5階を中心に無印良品の商品を展開。ほぼフルラインナップとなる約6500アイテムをそろえた。

売場構成比は、衣服・雑貨40%、生活雑貨50%、食品10%。旧世界旗艦店の有楽町店と対比した陳列棚数では、衣服・雑貨12%増、生活雑貨5%増、食品34%増とした。

<1階には青果売場を配置>
1階には青果売場を配置

1階は「くらしの基本となる食」のフロアで、青果売場を配置し、約80アイテムの野菜・果物を販売し、市場のような売場を目指す。無印良品として初めて、弁当(外部委託製造商品)の販売をする。

銀座周辺(中央区、千代田区、港区)を対象に弁当の配送もする。

<弁当売場>
弁当売場

季節の旬なフルーツや野菜を、注文ごとに新鮮なジュースにして販売するジューススタンドも設置。

<ジューススタンド>
ジューススタンド

7時30分から営業するベーカリーコーナーをオープンする。

毎日食べたい、ロールパン。季節の素材をはさんだサンドイッチ、本和香糖を使ったクリームパンや、京都の小豆を使ったあんぱんなど、子どもから年配のお客までに対応するパン約30アイテムを店内で焼き上げて販売する。

<ベーカリーコーナー>
ベーカリーコーナー

無印良品として、はじめてブレンドティー工房を設け、有機の緑茶、ほうじ茶、ルイボス茶の3種をベースにしたブレンドティーを32種類、量り売りする。

オーダーを受けてからブレンドするため、途中の工程も見て楽しめ、ブレンドしたてのフレッシュな味わいを楽しめる。

<ブレンドティー工房>
ブレンドティー工房

2階は「素材が伝わる」フロアで、ウェア(紳士・婦人)、MUJI Labo、MUJI WALKERのほか、伝統やくらしの知恵由来の文脈商品を用意している。

<2階の素材を意識したアパレルのディスプレイ>
2階の素材を意識したアパレルのディスプレイ

3階は「毎日つかう」フロアで、インナーウェア(紳士・婦人)、くつ下(紳士・婦人)、ヘルス&ビューティー、ステーショナリー、自転車を販売。くらしの基本の商品を圧倒的なボリュームで陳列する。

<3階の直角くつ下のディスプレイ>
3階の直角くつ下のディスプレイ

4階は「発見とヒント」のフロアで、リビング・ダイニング、キッチン、家電、IDEE、Found MUJI、子供服、MUJI BOOKS、デザイン工房、免税カウンターを配置した。

<4階のMUJI BOOKS>
4階のMUJI BOOKS

5階は「くらしの役に立つ」フロアで、新しい商品「パネルファニチャー」で作られた配送カウンターとインテリアコーディネートの相談に対応するMUJI SUPPORTデスクを置いている。

<5階のMUJI SUPPORTデスク>
5階のMUJI SUPPORTデスク

6階は「デザイン文化に触れる」フロアで、MUJI HOTELのフロントのほか、WA Japanese Restaurant、ATELIER MUJI GINZAがオープンする。

<6階ATELIER MUJI GINZA>
6階ATELIER MUJI GINZA

ATELIER MUJI GINZAは、テーマによって構成された2つのギャラリー、デザインチェアとお酒を楽しむサロン、デザインにまるわる書籍を集めたライブラリーで構成し、無印良品の世界観を体験できる空間とした。

無印良品 銀座の齊藤誠一執行役員店長は、「感じ良いくらしの実現に向けて、くらしの基本となる商品がお客さまにとって分かりやすく、わけが伝わり、買いやすい売場構成を目指した」と語る。

<5階の清掃用品売場>
5階の清掃用品売場

くらしの基本となる商品であり、「足なり直角くつ下」「パジャマ」「インナーウエア」「オーガニックコットン半袖Tシャツ」「タオル」「清掃用品」「ハンガー」「スリッパ」「レトルトカレー」「食べるスープ」などは、素材の紹介や大量陳列をすることで、商品のわけが伝わる売場づくりをしている。

<リサイクルバックも販売>
リサイクルバックも販売

無印良品の新たな取り組みとして、大型商品に使用していたプラスチック製のショッピング袋を廃止した。

新たに再生ポリプロピレンリサイクルバックを150円で販売する。リサイクルバックは、全店で150円で回収しており、環境に優しい買い物も提案する。

プラスチック製品の環境への影響に対する意識が高まっていることから、銀座店だけでなく、無印良品全店の取り組みとして、再生ポリプロピレンリサイクルバックを導入する。

松崎社長は、「MUJI HOTELをやることで、実際に商品を使ってみたお客様の感想や、こんな商品を作って欲しいといった声も拾える。世界旗艦店である銀座店を起点とした商品開発も想定している」と銀座店への期待を語っている。

■施設概要
無印良品 銀座
所在地:東京都中央区銀座3-3-5
フロア構成:地下1階~地上6階(7層)
売場面積:3981m2

MUJI Diner
店舗面積:317m2
客席数:118席(地下1階)

MUJI HOTEL GINZA
客室構成:全79室、13.62m2~51.62m2
フロア構成:6~10階
レストラン:44席(6階)
企画・内装設計・運営:UDS

■「無印良品 銀座」
https://shop.muji.com/jp/ginza/

■MUJI Diner
https://www.muji.com/ja/diner/

■MUJI HOTEL GINZA
https://hotel.muji.com/ja/

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