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ラーメン・カレー・定食/10月既存店、台風でいきなりステーキ41.4%減

月次/2019年11月29日

ラーメン・カレー・定食8社が発表した10月の月次営業情報によると、既存店売上高は、王将フードサービス1.4%増、丸亀製麺1.2%増となったが、6社が前年割れとなった。

各社とも大型台風が上陸した影響を大きく受け、客数と売上高を大きく落とした。ペッパーフードサービスが運営するいきなり!ステーキの既存店は、売上高41.4%減、客数40.5%減、客単価1.5%減となった。

幸楽苑は、台風19号の水害により郡山工場(福島県)が操業停止した影響で、既存店売上高30.7%減、客数28.9%減、客単価2.4%減となった。

<いきなり!ステーキ店舗イメージ>

■トリドールホールディングス(2019年3月期:売上高1450億円)
全業態既存店売上高0.0%、客数3.1%増、客単価3.0%減。全店の売上高6.5%増

うち丸亀製麺は売上高1.2%増、客数4.0%増、客単価2.7%減

出店8、閉店0、丸亀製麺店舗数827店、全店店舗数1036店

売上高は、休日が前年と比べて1日多かったことによる曜日特性の影響が1.4%程度あったと推測している。

丸亀製麺では10月1日から、「うま辛肉々釜玉」をはじめ「明太クリーム釜玉」や「明太チーズ釜玉」を販売する「釜玉うどん祭」の第二弾を開催すると共に、同日より「釜揚げうどん編」の新テレビCMを放映するなど、引き続き売上・来客数増に向けた施策を実施した。

客数は、台風19号や降雨量が多かったことによる影響(損失売上は約3億7000万円と推測)があったものの、テレビCMにおいて前年同月比で出稿量を増やしたことや手配りクーポンと折込チラシを配布したことなどが奏功し、消費増税後においても客数減はみられず、前年比2.6%増(曜日特性調整後)と堅調に推移したものと推測している。

■王将フードサービス(2019年3月期:816億円)
既存店の売上高61億4700万円(1.4%増)、客数644万7000人(0.0%)、客単価954円(1.4%増)

全店の売上高62億8300万円(1.9%増)、客数660万3000人(0.7%増)、客単価951円(1.2%増)

10月は、大型台風19号に続き記録的な大雨が、関東・甲信地方他各地で甚大な被害をもたらし、店舗においても関東地区全店が休業するなど売上獲得への悪影響を受けた。

一方で、QSCの向上、テレビCMによるキャンペーン訴求、タイムリーな販促活動、お客の利便性向上に向けた取り組みが功を奏し来客数が増加し、売上を伸ばした。

10月は出店1、退店0、10月末店舗数730店舗

■リンガーハット(2019年2月期:469億円)
既存店売上高6.4%減、客数3.9%減、客単価2.5%減

うちリンガーハットは売上高5.2%減、客数2.7%減、客単価2.6%減

浜かつは売上高10.6%減、客数11.1%減、客単価0.5%増

全店売上高3.0%増、客数0.6%減、客単価2.5%減

10月はリンガーハット5店を出店、閉店0、期末店舗数はリンガーハット704、浜かつ101、その他11、合計816店

■ハイデイ日高(2019年2月期:418億円)
既存店売上高6.3%減、客数5.0%減、客単価1.3%減

全店売上高3.2%減、客数2.0%減、客単価1.2%減

出店2、退店2、店舗数438店

10月12日に本州に上陸した台風19号により、全店舗で12日を臨時休業し、13日も一部店舗において営業時間の短縮等が発生した。全店舗が前期と比較して営業日数が異なることとなり既存店とはならないが、速報値は休業と営業時間短縮による調整を行っていない。

台風の影響を考慮した10月度の実質全店売上高と実質既存店売上高の対前期比較は、それぞれ1.9%増、1.0%減となる。

■幸楽苑(2019年3月期:売上高412億円)
既存店売上高30.7%減、客数28.9%減、客単価2.4%減、店舗数495店

全店売上高31.3%減、客数30.4%減、客単価1.3%減、店舗数503店

台風19号の水害により郡山工場(福島県)は操業停止し、同工場管轄の約240店が臨時休業を余儀なくされたが、小田原工場(神奈川県)の増産により、郡山工場管轄店舗の営業を順次再開した。

しかし、延約9日間の終日休業があったこと、1日あたり通常の6割程度の食数限定営業が約8日間続いたことから、同管轄店舗の客数は47.4%減となった。

小田原工場(神奈川県)管轄店舗は、台風の影響、加えて郡山工場管轄店舗への食材提供により塩野菜たんめん等の人気メニューが販売できなかったことから、8.3%減となり、既存店全体では28.9%減となった。

なお、郡山工場は11月4日に操業を再開した。取引先からの協力もあり、郡山工場管轄店舗は11月12日に
全店で通常営業を再開する予定だ。

■ペッパーフードサービス(2018年12月期:売上高635億円)
ペッパーランチの既存店売上高8.3%減、客数11.0%減、客単価2.0%増

全店売上高6.0%増、客数4.0%増、客単価1.9%増、国内店舗数177店。

レストラン事業の既存店売上高8.0%減、客数7.4%減、客単価0.6%減

全店の売上高6.4%減、客数17.1%減、客単価12.9%増、国内店舗数15店。

いきなり!ステーキの既存店売上高41.4%減、客数40.5%減、客単価1.5%減

全店売上高19.9%減、客数18.9%減、客単価1.3%減、国内店舗数487店。

10月11日~10月14日、大型台風の影響により、ペッパーランチといきなり!ステーキの一部店舗で休業や営業時間の短縮が発生した。

■壱番屋(2019年2月期:売上高502億円)
既存店売上高3.8%減、客数5.3%減、客単価1.6%増

全店売上高3.5%減、出店4、退店2、店舗数1486店

客数は、祝日が一日多い曜日回りであったものの、台風19号上陸に伴い休業及び営業時間短縮を761店で実施した影響や、前年に放映されたテレビ番組の反動等により5.3%減となった。客単価は、3月からポークカレー等の価格を値上げしたこと等により、1.6%増となった。

10月1日からの消費増税等の影響は、現状において大きくは出ていないものと捉えている。

■大戸屋(2019年3月期:257億円)
既存店売上高11.8%減、客数11.6%減、客単価0.2%減、店舗数300店

全店売上高26億4292万円(12.5%減)、店舗数350店

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