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流通経済研究所根本重之氏が報告/EC・店舗小売の20年代競争課題12月14・16日開催

2021年11月05日 12:10 / セミナー

流通経済研究所は12月14日・16日、オンラインセミナー「2020年代の小売競争と課題」を開催する。

2000年前後から台頭が始まったECの小売市場規模が2019年には10兆円を突破、コロナ下の2020年には12.2兆円となり、コンビニの総売上高を超えた。また、人口減少・高齢化とデジタル化が新たなステージに入る2020年代の競争を見据えた展開が、EC大手、店舗小売業の双方から次々と出てくるようになってきた。

今回のセミナーでは、この2020年代にあらためて取り組むべきEC、ネットスーパー、商品、デジタル技術の活用などをキーワードに、積極的な展開を見せる企業について解説する。

■開催概要
開催日時・方法:2021年12月14日(火)・16日(木)13:30~17:00
※同内容で2回開催。14日は同時配信、16日は録画の配信
報告者:流通経済研究所 理事/拓殖大学名誉教授 根本重之氏
開催方法:Zoomのウェビナー方式によるリアルタイム配信
参加費:1人につき税別35,000円(税込38,500円)
参加対象:食品・日用品などのメーカー、卸売業、小売業、それら企業をサポートする専門分野の企業
※一部参加できない業種あり

■詳細・申込はこちら
https://www.dei.or.jp/seminar/seminar_211214

■プログラム
1、流通の状況と今後の見通し
・21世紀最初の20年間の小売業態の動向、直近の状況把握と2020年代の展望:スーパー、CVS、DrgS、HC、生協宅配、EC
・直近のコロナ下での各小売業態、ECの状況とコロナ後に向けた課題
-飲食料品ECの戦いはこれから始まる

2、2020年代の競争課題1 人口減少下でEC、ネットスーパー(NS)をどうするか
・店舗小売業にとってECほぼ惨敗の20年
チェーン小売業はなぜEC、NSをうまくやれないのか
・ECプラットフォーマーの動向1:アマゾン
-自社物流強化とともにヤマトとも新サービス開発
・ECプラットフォーマーの動向2:楽天
-西友でNSまず1000億円、他のSMも楽天経済圏に取り込む
・スーパーサンシのローカルでの独自宅配モデルとローカルスーパーへのシステム外販
・2023年デリバリー・サービス顧客獲得大競争の発生とその影響
-イオン、IYの大型センター稼働、セブンのネットコンビニ本格化
・人口減少下でEC、NSが伸びる市場での競争

3、2020年代の競争課題2 店舗、商品、デジタルで戦う
~明日を拓く展開を見せる企業に学び、何をすべきか考える~
・大久保改革でSM業界No.1チェーンとして輝きを増す西友:中期経営計画と今後の展開
・長期目標「売上高1兆円、店舗数500店舗」を目指すヤオコー
-価格重視、フーコットのビジネスモデル、新たなM&Aも
・負けないベルク:年率2%前後の売上・利益成長「無理な規模拡大
はしない」新社長の新思考と新戦略、新ベルク人を育てる
・時がきたらやるべきことを着実にやるオーケー
-調剤薬局、1万円からのNS開始、関西市場をあらためて勉強する
・ファミリーマートのマーケティング革新
-レッドオーシャンで劣位の競争者として戦う意思と定石

4、2020年代の展望と課題
・2020年代の展望と課題
-コロナ状況、人口減の長期トレンドへの対応
・コロナ下でも明日を切り開いてゆく人/企業に学ぶ
-花王、刀、コープさっぽろ、アサヒビール、日清食品など

■問い合わせ先
流通経済研究所
担当:伊藤、後藤
住所:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
TEL:03-5213-4533

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