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消費者心理セミナー/本質的なマーケティングに活かす消費者理解

2023年02月01日 10:00 / セミナー

マーケティング研究協会は2月21日、オンラインセミナー「深層心理を掴め!本質的なマーケティングに活かす消費者理解 消費者心理を深く理解するポイント」を開催する。

マーケターから最近よく聞く悩みとして、「今の消費者の欲しいモノが分からない」「販促や広告で期待していた反応が得られない」「購買データやアンケート調査の分析を重ねているけれど、斬新な切り口が見えてこない」といった言葉がある。こうした悩みに共通しているのは、消費者の理解不足だ。

消費者は常に変化している。変化している消費者のリアルな姿を理解するには、データ解析やアンケート調査の分析だけでは不十分となっている。消費者が求めているものはモノではなくコト、機能ではなく情緒的な満足だ。

セミナーでは、今のマーケターに求められている消費者の「心理」を理解する視点や洞察力を、実習を交えてわかりやすく学ぶ。参加型のセミナーとなるため、自分を消費者として分析したり、ブレイクアウトルームで参加者同士の消費者としての体験を話し合う実習がある。

マーケターとしての視点や洞察力、消費者を理解する意味とマーケティングの本質、消費者の購買行動の変化とパターンなどの消費者としての特性の習得を目指す。マーケティング/販促企画に関わる人、営業や営業企画担当者、消費者の購買行動や心理を深く理解し、販促企画などに活かしたい人、消費者を深く理解することで企画立案力や洞察力を高めたい人に役立つヒントを提供する。

■開催概要
開催日時:2023年2月21日(火)13:00~17:00
開催方式:ZOOM社ミーティングを使用したWEBセミナー
受講料:1名33,000円(税込)

■詳細・申込
https://www.marken.co.jp/seminar/006319post_58.php

■講師
高橋 澄子
MOMO 代表取締役
経営コンサルタント・公認心理師
千葉大学心理学専攻卒。広告会社において広告・SPの企画・制作に従事した後、日本能率協会コンサルティングで新商品・新事業開発、マーケティングのコンサルティング支援を行う。成熟した市場・コモディティ化する商品に悩む企業の切り札として「心理学」の活用を考え、2007年起業、臨床心理大学院で再学習し、公認心理師(心理職の国家資格)取得。30年以上のコンサルティング、マーケティング教育の経験に消費者心理学・行動論の知見を加え、消費者の深層インタビュー調査からのコンセプト開発や将来シナリオの策定、深い消費者理解を目指す研修で企業を熱く支援している。
著書:共著
「はじめての新事業開発マニュアル」海文堂
「ヒット商品開発のためのー見えないニーズのつかみ方」技術情報協会
「高齢者・アクティブシニアの本音・ニーズの発掘と製品開発の進め方」技術情報協会
著書:「心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方」(日本能率協会マネジメントセンター)「仕事ができる人の話し方」(青春出版社)

■プログラム
1.マーケターとして必要な消費者理解とは?
・なぜ消費者を理解する必要があるのか
・企業目線のマーケティングになっていない?
・消費者は考えだけでなく、感情をもち、周囲の人たちや環境の影響を受けて行動する⁉
・マーケティング活動の鍵を握る消費者理解
・マーケティング活動の重点が変化している⁉
・より消費者実態に近い企画立案につながる

2.モノが溢れる現代では消費者の求めていることが変化している
・消費者はモノを買っても幸福度は上がらないと感じている⁉
・商品の機能から情緒的な満足へ
・1つの商品から受け取る価値が拡張している⁉
・選択肢が多い中で求められている商品とは

3.質の高い企画立案に役立つ、消費者理解を深めるポイント
同じ商品や商品カテゴリーでも異なる心理的ニーズで購入されている⁉
(1)心理的ニーズを理解する
●消費者は5種類のニーズで購買行動を行う
・あなたの企業の商品はどのようなニーズで購買され、消費されているのか
●心理的ニーズ別の購買行動の事例
・日常生活の中で消費者は複数のニーズに基づいて購買行動をしていた⁉
【消費者理解ワーク1】心理的ニーズ分析
・最も身近で良く知っている消費者は?
(2)購買行動を理解する
・実は消費者はこんなプロセスで買い物をしている⁉
・消費者の購買行動に心理が影響を与えている事例
・人間の考えや判断は間違いを起こしやすい傾向がある?
【消費者理解ワーク2】購買行動に影響を与える心理の分析
・企業との接点や少しの感情の変化で無意識に購買プロセスも変わる⁉

4.自商品・自社のマーケティング・販促に活かす
・分析フレームを使った消費者の深い理解
(1)心理的ニーズ分析を用いてマーケティングを見直す
・ターゲットの心理的ニーズを改めて分析してみる
(2)購買行動における心理の分析を用いてマーケティングを見直す
・ターゲットの購買行動の奥に隠された考えや感情を改めて分析してみる
・商品コンセプトや販促での顧客とのコミュニケーションは適切か再確認
・消費者の視点や起点に立った販促などの活動ができているかを客観視する
・マーケターとして消費者を洞察する際のポイント

5.質問コーナー&まとめ

■問い合わせ
https://www.marken.co.jp/inquiry2/

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