あきんどスシローは、新橋の都市型新業態店舗「ツマミグイ 新橋店」と中目黒の「七海の幸 鮨陽」を閉店した。
ツマミグイは、「スマート・スシ・ダイニング」をテーマにした都市型新業態で2015年1月に、東京・中目黒に1号店「ツマミグイ中目黒店」をオープンした。
回転寿司ではない店舗で、独自のセットメニューやつまみ、アルコールを充実させたのが特徴だった。
2015年6月には2号店を赤坂見附に、7月には3号店を新橋に出店していた。
郊外型店舗の「あきんどスシロー」の出店余地が限られてくる中で、新たな出店立地として、都心部を開拓する業態と位置付けていた。
1号店の中目黒店は2015年11月に、「七海の幸 鮨陽」に業態転換した。
「七海の幸」は、都市部に限らず、住宅街や商店街周辺の寿司が好きなお客をターゲットにした業態で、シャリロボットを導入せず、伝統的なにぎり寿司を、あきんどスシローの熟練した社員が握るのが特徴だった。
2号店の赤坂見附店は2016年3月に閉店、3号店の新橋店は6月末に閉店した。このほど、七海の幸も閉店した。
あきんどスシローでは新業態開発の責任の所在をはっきりさせ、よりスピード感のある業態開発を目指し、2015年10月にスシロークリエイティブダイニングを設立。水留浩一社長CEOが社長を兼務している。
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