JR横浜タワー/5月30日開業「ニュウマン」「シァル」「T.ジョイ」
2020年01月23日 17:00 / 店舗
JR東日本は1月23日、JR横浜駅直結の複合施設「JR横浜タワー」を5月30日に開業すると発表した。また、6月15日には、横浜駅最寄に「JR横浜鶴屋町ビル」を開業する。
JR横浜タワーは、商業施設とオフィスの複合施設で、商業施設「NEWOMAN(ニュウマン)横浜」、「CIAL(シァル)横浜」、「T・ジョイ横浜」を5月30日に開業する。オフィスは2020年4月以降、順次、稼働。また、働き方の変化に対応したワークスペース「STATION SWITCH」を設置する。
開業に併せて、横浜駅周辺の回遊性を高める近隣各所との接続や、待ち合わせや憩いの場となる複数のオープンスペースのほか、官民連携した「観光案内所」・「横浜駅周辺総合防災センター」といった施設も、5月30日に使用を開始する。
歩行者ネットワークでは、JR横浜タワーと近隣各所とをつなぐことで、横浜駅とまちの回遊性を高める。主な経路としては、鉄道駅「東急東横線・みなとみらい線改札口前」(地下2階)、近隣施設「相鉄ジョイナス」(地下1階~地上3階)、「横浜モアーズ前」(地下1階)、鶴屋町方面(きた西口広場)などがあり、スムーズな移動を実現する。またJR線中央北コンコースから地下1階につながる新たな改札として「シァル改札」を設置する。
JR横浜タワー1~4階には、横浜駅の新しい顔となる、4層吹き抜けの明るく開放的な空間としてアトリウムを設置。歩行者ネットワークの起点となり、さまざまな場所にアクセスできる。
2階はライブやトークショーなどのイベントが行える約100m2の「ライブステージ」を整備する。2~4階はコンコースやステージ、駅を出入りする電車を見下ろせる「街のラウンジ」として利用できる。
壁面には約5m×9mの超大型ビジョンを設置し、プロモーションなどで利用するほか、ステージで行われるイベントと連動し、ライブ感のある体験を提供する。
アトリウムの2階には、快適に観光情報を集めることのできる観光案内所を横浜市が設置。案内所前にあるラウンジと一体で利用することで、ゆったり情報を集め、その場で行先を相談することができる。外国人観光客にも対応し、日本政府観光局が認定する制度において「カテゴリー3」の案内所となる予定で、常時3カ国語以上での案内を実施する。
JR横浜タワー12階には、横浜港や横浜ベイブリッジが一望できる屋上広場「うみそらデッキ」を設置。ベンチやテーブル、カウンターなどを配置し、幅広い世代が憩える場所を提供する。
桜や紅葉などの木々を植えることで、環境に優しいまちづくりを展開。広場のアイコンとして「YOKOHAMA」の文字を象ったオブジェを設置し、横浜駅の新たなシンボルとなる場所を目指す。
JR横浜鶴屋町ビルは6月5日、宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ横浜」と商業施設「CIAL横浜ANNEX」がグランドオープンする。「CIAL横浜ANNEX」は、一部店舗において、グランドオープン前の先行営業を予定している。
同日から、フィットネスクラブ「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」では、お客向け内覧会をスタートし、6月17日に開業する。先行して、4月1日に保育所が開所し、4月中旬に駐車場・駐輪場「JR横浜パーキング」が営業を開始する。
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