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無印良品/4月22日「港南台バーズ」衣料品・生活雑貨を先行オープン

2021年04月19日 16:30 / 店舗

無印良品を展開する良品計画は4月22日、横浜市港南区のJR港南台駅前の商業施設「港南台バーズ」において関東最大の売場面積となる大型店「無印良品 港南台バーズ」をオープンする。

同日、衣料品・生活雑貨を扱う1階を先行オープンし、続いて5月14日に食品・生鮮を取り扱う地下1階をグランドオープンする。港南台バーズ店は、関東では初となる「食」の大型専門売場を備えた無印良品の店舗となる。

今後、「無印良品 港南台バーズ」の店舗ウェブページで、詳細情報を順次公開する。あわせて、無料アプリMUJI passportで同店をフォローすると、店舗が配信するニュースが届く。

<無印良品 港南台バーズのオープン告知>
無印良品 港南台バーズのオープン告知

地下1階には、人がつどい健やかな心と身体をつくる、食の専門売場とオープンキッチン、1階には生活の基本が揃うフロアとして、衣料品・生活雑貨の販売から、暮らしをサポートするサービスを展開する。

関東地方で最大面積を誇る売場には、無印良品の暮らしに必要な基本の商品をそろえたうえで、「食と農」「資源循環」「くらしのサポート」「まちづくり」の4つをテーマに取り組みをすすめ、永く地域の人々のくらしに役立つ存在をめざす。

食と農では、地産地消の取り組みを進め、生産者と直接つながり、地元の食材を中心に、新鮮な青果を無印良品ならではの品ぞろえで展開する。流通の過程で見えにくくなる食材の背景とともに、素材をいかした簡単な調理方法や、フードロス削減につながる保存方法、最後まで食べきるコツなど、生産者から教わったくらしの知恵を伝える。

地域の暮らしに密着した店舗の核となる「食」の大型専門売場は、クイーンズ伊勢丹を展開するエムアイフードスタイルが運営し、地産地消をテーマに、神奈川県産を中心とした旬の青果や地元の伝統野菜、精肉、グロサリー、惣菜など、地元ならではの特色をいかした多数の商品を取りそろえる。

おいしい知恵の交差点「キッチンカウンター」では、「食」をテーマに管理栄養士・食育アドバイザーや生産者とまちに住む人々が、それぞれの知恵を交換しながら、たのしく教え合い、学び合う空間を提供する。オープンキッチンを活用し、食材を生かした料理のライブ配信やレシピ提供もする。無印良品として初の取り組みだという。

<キッチンカウンター>
キッチンカウンター

資源循環では、環境に関する取り組みを推進する。地球資源の循環化や廃棄物削減に向けて、できることを提案する。フードロス削減のため、食の量り売りを実施。人によって、時によって、食べる量や使う量はちがうため、「ひとりひとりのちょうどいい」に対応するために、食品の量り売りを始める。コーヒーやナッツやドライフルーツなどの約30種類の食品を、20グラム以上から1グラム単位で、1個ずつ、一人分ずつの最小単位で販売し、必要以上にものを持たない「食のコンパクトライフ」を提案する。

プラスチックごみ削減では、給水サービスを実施。飲料水をきっかけに、お客と一緒に環境や健康について考えることを目的に、店内2カ所に給水機を設置する。店頭で「自分で詰める水のボトル」を購入するか、マイボトルを持参すると、誰でも無料で利用できる水道水を利用した給水サービスを提供する。

くらしのサポートでは、1階に設置する相談カウンター「MUJI SUPPORT」を設置。「まちと育てるMUJI SUPPORT」をテーマに、収納相談などの既存サービスに加え、ひとりひとりの困りごとに寄り添い、暮らしを整える、さまざまなサービスを展開する。一人暮らしで身の回りの整理のサポートが必要な人、家族の形態が変わり暮らしに合ったインテリアの見直しを希望する人など、専門スタッフ(インテリアアドバイザー)が自宅に訪問し、暮らしの困りごとを直接、聞く。

まちづくりでは、地元で活躍するさまざまなジャンルの人々と連携し、マルシェ販売やイベントを開催する。「食」のテーマを中心に、生産者や生活者、たべる人やつくる人が、つながるイベントの開催などを検討しているという。

■無印良品 港南台バーズ
所在地:神奈川県横浜市港南区港南台3-1-3
アクセス:JR根岸線 「港南台」駅下車すぐ
港南台バーズ地下1階、1階
売場面積:約5117.87m2(増床前 :約558.68m2)
営業時間:10時~20時

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