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イオンディライト/東京本社を神田に移転、本社機能集約

2021年04月09日 10:30 / 経営

イオンディライトは4月8日、大阪本社、東京本社、イオンタワー幕張事務所(千葉県)に分散する本社機能の集約とテレワークをはじめとした働き方改革を通じた生産性向上のため9月に東京本社を現在の聖路加タワー(東京都中央区)から帝都神田ビル(東京都千代田区)に移転すると発表した。

<東京本社を神田に移転>
東京本社を神田に移転

本社機能を集約するにあたり、業務プロセスを見直し、移転に伴い本社スタッフの約20%を営業やセンターといった直接部門へと再配置。加えて、3つの事務所の統合により固定費、旅費交通費を削減し、働きから改革の実践と合わせて、企業としての生産性向上を図る。

今回の移転にあたり、自社内装・設計部門(建設施⼯事業)によるリノベーションを実施。多様なタイプの執務室や会議室の設置、最新設備の導入、充実した通信環境の整備などにより、ABW(Activity Based Working:仕事の内容に応じて働く場所を選べるワークスタイル)、テレワークといった新しい働き方に対応したスマートオフィスを構築していく。

従業員の執務にあたっては、フリーアドレスを基本とし 「仲間とアイデアを出し合いながら進めたい仕事」、「一人で集中して進めたい仕事」など、仕事の種類や内容に応じた最適な働き方を選べるワーキングスペースとなっている。

また、Web会議システムやブレインストーミングができるエリアを拡充することで、コミュニケーションを活性化させ、新たなアイデアの創出を促すという。

同社では、「顧客第一」を実践するため、2021年3月より国内全8支社で、カスタマーサポートセンター(CSC)の稼働を開始した。

CSCは各地域の施設を遠隔管理するとともに、顧客の情報や要望を集約する機能を担う。

新オフィスは、全国のCSCと常時接続し、顧客の声をリアルタイムで共有できる体制を敷くことで、常に顧客に寄り添う、離れていても現場に⼀番近い本社オフィスを目指す。

■新東京本社
建物名:帝都神田ビル
住所:東京都千代田区神田錦町1-1-1
坪数:約661.16m2
竣工:1966年
最寄り駅:小川町駅(徒歩4分)、淡路町駅(徒歩6分)、神田駅(徒歩8分)

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