H2O/関西スーパー、イズミヤ、阪急オアシス経営統合へ
2021年10月29日 20:27 / 経営
関西スーパーマーケットは10月29日、同社とイズミヤ、阪急オアシスとの株式交換を含むH2Oグループの経営統合案が、同日行われた臨時株主総会で可決されたと発表した。
関西スーパーとイズミヤ、阪急オアシスの株式交換に係る株式交換契約の承認、関西スーパーの中間持株会社体制への移行のための関西スーパーとKS分割準備との間の吸収分割に係る吸収分割契約の承認、吸収分割の効力発生日付けでの関西スーパーの商号変更等に関する定款変更の承認を含むエイチ・ツー・オーリテイリングとの経営統合に関する議案が、同日開催された関西スーパーの臨時株主総会においていずれも承認された。
エイチ・ツー・オーリテイリングは、「今後は皆様方のご期待に応えるべく新たにエイチ・ツー・オーリテイリンググループの一員となります中間持株会社である関西フードマーケット、その100%子会社となる関西スーパーマーケット、イズミヤ、阪急オアシスの企業価値向上に努めてまいります」とコメントしている。
株式交換効力発生日は2021年12月1日、吸収分割の効力発生日は2022年2月1日をを予定している。
2021年3月期の売上高は、関西スーパー1309億円、H2O食品スーパー3社(イズミヤ、阪急オアシス、カナート)2817億円だった。店舗数は関西スーパー64店舗(2021年3月現在)、イズミヤ79店舗(2021年10月現在)、阪急オアシス77店舗(2021年2月現在)。
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